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【五反田で矯正歯科】歯列矯正中に口内炎ができる原因と対処法を解説します

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矯正治療中に、口内炎ができることがあります。

矯正治療中は食事や会話等がしづらくなることがあるのですが、さらに口内炎の痛みが加わってしまうと治療が嫌になってしまうかもしれません。

矯正治療中にできる口内炎は、何が原因なのでしょうか?

また、どのように対処するべきでしょうか?

矯正治療中にできる口内炎とは?

日常で口内炎ができる主な原因として挙げられるのは、頬や唇、舌を噛んでしまった時と、ビタミン不足、ストレスなどです。

では、矯正治療中に起こる口内炎は、何が原因なのでしょうか?

矯正治療中は、口内に矯正装置を装着します。

矯正装置にはいくつかの種類がありますが、金属のブラケットを歯に着けて、ワイヤーを通した金属ブラケットによるワイヤー矯正が一般的です。

口内炎の原因の1つが、金属ブラケットやワイヤーです。

金属なので、口内の粘膜や舌に当たって傷ついてしまうことがあり、傷が口内炎となるのです。

口内の粘膜や舌に装置が当たる場合は、装着する時や使用中に少しずれてしまっている可能性があります。

歯科医院で調整してもらうことで、当たらなくなり口内炎も治ります。

物理的な刺激によって起こる口内炎をカタル性口内炎というのですが、他の口内炎との見分け方がいくつかあります。

まず、口内の粘膜や舌の一部が赤く腫れている場合には、カタル性口内炎の可能性が高いでしょう。

また、腫れた部分が熱を持つことも多いのが特徴で、水膨れになることもあります。

唾液の量が増えて、ねばついてくるのもカタル性口内炎の特徴です。

傷がついているところと他のところの境界性が分かりづらくなり、味覚が鈍って口臭が強くなるというのもカタル性口内炎によく見られます。

カタル性口内炎は、矯正治療を始めたばかりの頃に起こりやすい口内炎です。

始めたばかりで口内炎が起こり、上記のような症状に当てはまる場合は、カタル性口内炎を疑いましょう。

口内炎には、他にもいくつかの種類があります。

特に多いのが、アフタ性口内炎です。

数ミリほどの白くて丸い口内炎ができ、周囲が赤くなります。

アフタ性口内炎の原因として、ストレスや睡眠不足、疲労などによる免疫力の低下や、ビタミンB2などの栄養不足などが挙げられます。

10日ほどで治りますが、中々治らない場合や繰り返しできる場合は、他に原因があるのかもしれません。

口内に存在する、カビの一種であるカンジダ菌が増殖して口内炎を引き起こす、カンジダ性口内炎もあります。

口内が不衛生になると起こりやすく、特に入れ歯の人に起こることが多い口内炎です。

入れ歯の形に添って白い膜ができ、粘膜が赤くなります。

ヘルペスやクラミジアなどのウイルスによって起こる、ウイルス性口内炎もあります。

口の中に水ぶくれができ、破れた後はかさぶたになります。

また、金属アレルギーの人が金属の被せものなどに反応して、アレルギー性口内炎を起こすこともあります。

口内炎の対処と予防

口内炎ができると、食事などもしづらくなります。

また、痛みが続くと何もなくても気になるでしょう。

痛みを抑えるために有効な方法について、解説します。

まず、矯正用ワックスを使用するという方法があります。

矯正装置を覆うようにして使う粘土のようなもので、口内炎の痛みを緩和して再発を予防することができます。

ほかに、歯科医院で矯正装置を調整してもらうことも有効な方法です。

調整によって、舌や粘膜にぶつからないようになります。

日常生活に問題がある場合には、一度調整してもらいましょう。

口内炎には、市販されている炎症を鎮める薬があります。

スプレータイプや軟膏タイプ、直接貼り付けるバッチタイプなどがあるので、使いやすいものを選びましょう。

また、口内炎ができている時は、辛いものやすっぱいものが刺激となり、口内炎を悪化させることになります。

そのため、カレーやキムチ、レモンなどを食べるのは避けましょう。

ゼリーや茶わん蒸し、ヨーグルトなどがおすすめです。

口内炎を予防するには、生活習慣を見直すことも大切です。

ビタミン類もまんべんなく摂取することを心掛け、歯磨きもしっかりして口内を清潔に保ち、細菌の繁殖を防ぎましょう。

睡眠不足も免疫力低下を招き口内炎の原因となるため、睡眠時間は十分に確保してください。

疲れがたまると、口内炎に限らず病気の原因にもなります。

ストレスも、口内炎の大きな原因となります。

肌荒れや免疫力の低下にもつながるので、軽い運動をしたり趣味を楽しんだりして、リラックスしてストレスを発散しましょう。

まとめ

矯正治療を受けている時、矯正装置に金属ブラケットを使用するワイヤー矯正による治療を受けていると、口内炎が起こりやすくなります。

また、他の矯正装置を使用している場合でも、ウイルスやカンジダ菌、ストレスによって口内炎が起こりやすくなります。

口の中に矯正装置がぶつかって口内炎ができたときは、一度歯科医院で調整してもらいましょう。

ストレスも口内炎の大きな原因となるため、定期的にストレスを発散してください。

東京品川区五反田周辺で矯正治療をご検討の際には、是非、当院にご相談下さい。

一人一人に合った治療方法をご提案させて頂きます。