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【五反田で根管治療】根管治療にマイクロスコープが欠かせないのはなぜ?

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根管治療では、歯の根の部分の内側という非常に細かいところを治療するため、マイクロスコープが欠かせません。

根管治療に必須のマイクロスコープとは、どのような機器でしょうか?

また、マイクロスコープを使用することでどのようなメリットがあるのでしょうか?

マイクロスコープについて、解説します。

マイクロスコープとは?

虫歯の治療では、基本的に歯の表面部分に感染している虫歯を削って除去します。

しかし、虫歯が進行すると歯の表面だけではなく、奥まで感染してしまいます。

歯の表面部分はエナメル質ですが、奥には象牙質、そして歯髄があります。

歯の根の部分の内側にあるのが歯髄です。

歯の根の内側を根管といいますが、根管は非常に細かいため、肉眼で確認しながら治療していくのは相当困難です。

虫歯の治療では、感染している部分と感染していない健康な部分を見極めて、削りすぎないように気を付けなくてはいけません。

なぜなら、健康な部分を削ると、歯の寿命が短くなってしまうからです。

虫歯の原因菌に感染している部分は黒くなるのでわかりやすいと思われがちです。

しかし、境目の部分を細かく判別するのは難しいでしょう。

また、黒くなり始めたばかりのところは、感染していない部分との見分けがつかないかもしれません。

中でも、歯の奥深くにある根管は光も届きにくいため、判別は非常に困難です。

判別せず健康な部分でも気にしないで削ってしまえばいいという考え方であれば、そもそも抜歯した方が手っ取り早いでしょう。

しかし、永久歯の場合、一度抜歯してしまうと同じところから二度と歯は生えてきません。

したがって、できるだけ歯を残す必要があり、そのためにもきちんと判別する必要があるのです。

根管の感染部分と健康な部分を判別するために、拡大してみながら治療するために使用するのが、マイクロスコープです。

マイクロスコープは歯科用顕微鏡ともいわれ、治療するところを拡大して見ることができます。

従来の根管治療では、肉眼で見て経験と勘に頼った治療を行っていました。

結果として取りこぼしも多く、治療後の再発率も高かったのです。

しかし、マイクロスコープが導入されたことで、再発率は大幅に低くなりました。

機器によって最大倍率は異なりますが、マイクロスコープを使用すると、おおよそ4倍から80倍まで拡大されます。

4倍とは1cmのものが4cmに見えるということなので、面積比では2乗、16倍から6400倍に拡大可能です。

レントゲンやCTを使用することで、治療する箇所を見極めることができます。

しかし、実際に治療するうえでは写真をもとにして想像して補完するのではなく、直視して治療した方が確実です。

その点、マイクロスコープは、精密な診断を行ったうえで細かいところまでしっかりと見ながら治療ができます。

再治療のリスクも低くなり、歯の寿命の長寿化や口内健康の維持にも貢献するのです。

マイクロスコープを使用するメリット

マイクロスコープで治療する箇所を拡大することにより、繊細な治療ができるという点がメリットです。

わずか0.1mm四方の範囲でも、20倍に拡大できれば2mm四方、80倍なら8mm四方に見えるため、今まで見逃しやすかった感染部分も残さず治療できるでしょう。

面積比では、20倍で400倍、50倍で2500倍になるため、必要な範囲をしっかりと拡大して見ることができるでしょう。

一目ではわからない、隠れた根管も見つけることができます。

以前の治療では、拡大鏡を使用していましたが、マイクロスコープと比較した場合の倍率では比べ物になりません。

また、マイクロスコープの場合、映像をモニタに映せるので確認しやすくなります。

また、肉眼で真似できないのが、先端についているライトです。

マイクロスコープの尖端にはカメラだけではなくライトもついているため、暗くて見えにくい根管の内部もしっかりと照らして見えやすくしてくれます。

ライトがあることで、歯の微妙な色の変化やひびの入った箇所、神経部分の根管の把握などもはっきりと確認でき、治療の精度が上がります。

外から照らしても奥まで光が届かないので、特に奥まった部分の治療に必須です。

さらに、ライトによって治療が必要な感染部分がはっきりとわかるため、治療時間の短縮にもつながります。

はっきり見えないと、感染部分が残っていないか何度も確認する必要があり、その分時間もかかります。

しかし、マイクロスコープを使用すれば、その必要はありません。

加えて、マイクロスコープは、歯周病の歯石の発見や歯周ポケットの測定、初期虫歯の発見などにも役立ちます。

治療後の痛みや感染などのリスクも抑えられるので、安心して治療を受けたい場合はマイクロスコープによる治療を受けましょう。

まとめ

歯科医院の中で、マイクロスコープを置いているのはごく一部ですが、根管治療を受けるのであれば、マイクロスコープがある歯科医院を選ぶのがおすすめです。

歯の根の内側を治療する根管治療は目視ではほとんど分からないため、勘と経験が頼りとなります。

しかし、マイクロスコープがあればはっきりと見ることができ、細かいところまでしっかりと治療できます。

歯を大切にしたいという方には、特におすすめです。

東京都品川区五反田周辺で矯正治療をご検討の際には、是非、当院にご相談下さい。

一人一人に合った治療方法をご提案させて頂きます。