インビザライン

【五反田の歯医者】インビザラインとアソアライナーの装着の違いを解説します

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マウスピース矯正による矯正治療を受ける際は、毎日一定時間以上はマウスピースを装着しなければなりません。

装着時間が目安より短いと、効果が十分に出なくなってしまうからです。

また、マウスピース矯正は、形状によって装着感が異なります。

今回は、インビザラインとアソアライナーの装着に関する違いについて、解説します。

装着時間の目安の違い

インビザラインはアメリカで誕生したマウスピース矯正装置で、現在のマウスピース矯正の中でトップシェアの装置です。

インビザラインは、どのくらいの時間装着していればいいのでしょうか?

インビザラインの装着時間の目安は、1日20時間以上です。

最低でも20時間なので、できるだけ長く装着している方が効果は出やすくなります。

特に、寝ている間に装着しておくことが大切なので、寝る前に付け忘れないようにしてください。

食事や歯磨きのときは外しておくのが一般的なので、1日のうち最低でも1時間は外しておくことになるでしょう。

残りの時間は無理に外さなくても構いません。

ただし、3時間ほどは外しておける時間があります。

外出先で食事の後に歯を磨けず、再装着できないという場合でも、3時間あればうがいを念入りにするなどの対処が可能となるでしょう。

何かあったときに、対応するためには十分な時間といえます。

一方、アソアライナーは日本で誕生したマウスピース矯正装置で、近年世界中にシェアを広げています。

アソアライナーの場合、1日の装着時間の目安は17時間です。

インビザラインと比べて装着する時間が短いのですが、その理由として、対応症例が軽度のものに限定されていることが挙げられます。

アソアライナーの場合、対応している症例がインビザラインよりも少なく、部分矯正などの軽度の矯正治療に歯科使用できません。

そのため、1日の装着時間は短くて済むのです。

部分矯正の場合、歯を動かす範囲が全体矯正よりも狭くなるため、集中して力をかけられます。

1日に動かすことのできる距離が決まっているため、短時間で動かし終わるのです。

また、アソアライナーの場合も、できるだけ長い時間装着しておいた方が、効果が出やすいことは確かです。

装着時間の目安が短いからといって、残りの時間は外しておいてもいいというわけではありません。

以上のとおり、アソアライナーは装着時間が短いものの、諸手を挙げておすすめできるわけではない、という点に注意してください。

症例によっても異なりますが、インビザラインを選んだ方が確実に矯正治療を進められるでしょう。

マウスピースの形状の違い

アソアライナーとインビザラインは、両方ともマウスピースを使用して歯並びの矯正治療を行います。

どちらのマウスピースも材質は変わらず、透明なプラスチックでできています。

また、厚みなども大きな差はありません。

ただし、形状については違いがあります。

アソアライナーで使用するマウスピースは、歯だけではなく歯茎と上顎の一部まで覆うような形状になっている点が大きな特徴です。

一方、インビザラインのマウスピースはアソアライナーよりも小さく、歯だけを覆うような形状になっています。

マウスピースの高さも、アソアライナーより低いです。

インビザラインで使用するマウスピースの厚さは0.05mmと、かなり薄いのが特徴です。

薄い分、装着した時の異物感が少ないでしょう。

インビザラインの場合、治療内容が異なってもマウスピースの厚さは変わりません。

アソアライナーのマウスピースは広い範囲に装着するため、最初の装着時に異物感があるかもしれません。

しかし、数日装着しているうちに異物感は薄れ、だんだん気にならなくなるでしょう。

また、アソアライナーのマウスピースには3種類あり、それぞれ厚みが異なります。

ソフトが0.5mm、ミディアムが0.6mm、ハードが0.8mmとなっていて、治療の段階によって分けて使用します。

2つのマウスピースを比較した場合、アソアライナーの方が大きく、厚みがあるため、装着したときの異物感が強いでしょう。

慣れるまでの間は、落ち着かないかもしれません。

インビザラインは、薄く小さいマウスピースを使用しますが、十分な強度と歯を動かす効果があります。

違和感が少ないものを選びたい場合は、インビザラインをおすすめします。

また、インビザラインの場合は歯型を一度採れば済みますが、アソアライナーの場合は定期的に型を採り直さなければなません。

何回も歯型を採るのが面倒だという人にも、インビザラインがおすすめです。

まとめ

マウスピース型の矯正装置には、それぞれ1日の装着時間の目安があります。

目安の時間よりも装着している時間が短いと、矯正治療の効果を十分に得られなくなる可能性があるので、装着時間を守らなければなりません。

また、マウスピースの形状にも違いがあり、インビザラインは厚みが少なく歯だけを覆う形状である一方、アソアライナーの場合は歯茎や上顎の一部まで覆うようになっていて、厚みもあります。

そのため、着け心地が苦手な人もいるでしょう。

インビザライン、アソアライナーのどちらでも治療可能な場合は、装着時間や装着時の感触、型採りの頻度なども考慮のうえ、どちらにするか決めましょう。

東京品川区五反田周辺で矯正治療をご検討の際には、是非、当院にご相談下さい。

一人一人に合った治療方法をご提案させて頂きます。

五反田駅前歯医者では、歯科治療に関する知識補完を目的として執筆しています。

従って、扱っていない治療にも触れる場合が御座います。

当院では、今回の記事にあるアソアライナーを扱っておりません。

当院では、どんな症状にでも適応可能なインビザラインを推奨しております。