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【五反田で矯正歯科】大人になってから矯正治療を始めるタイミングは?

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歯並びを整える矯正治療は、子どものうちに始めると効果的であると言われています。

しかし、子どもの頃には気にしていなくても大人になってから気になり、矯正治療を始めるという人もいるでしょう。

大人になってから矯正治療を始めるタイミングは、いつがいいのでしょうか?

矯正治療を始めるタイミングについて、解説します。

多くの人が矯正治療を始めるタイミング

歯列矯正は、歯並びが乱れている場合に矯正装置を装着し、歯に圧力をかけて正しい位置へと動かす治療です。

歯は少しずつしか動かすことができないので、矯正治療は1~2年かけて行われます。

歯列矯正は、いつ始めても問題はありません。

しかし、一般的に子どものうちに始めたほうが骨も育ち切っておらず、歯を動かしやすいため、永久歯が生えそろう前に行う人が大半です。

歯列矯正を始めた年齢の統計を見ると、平成26年には歯科矯正を受診している人が約2万人で、そのうち5歳から19歳がおおよそ75%、20歳から49歳という人が24%、50歳以上が1%前後でした。

平成29年の同様の調査を見ると、同じく約2万人を対象とした統計調査で、5歳から19歳の間に矯正治療を行った人が約62%、20歳から49歳で行った人が約33%、50歳以上が3%で、2%が不詳でした。

20歳未満で矯正治療を始めるきっかけとして多いのが、学校の歯科検診や歯医者の定期検診で歯並びが乱れていると指摘され、保護者が気にして歯列矯正を始めるというケースです。

また、高校生や大学生になり、歯がすべて永久歯に生え変わってから歯並びの悪さが気になり、矯正治療を始めるというケースもあります。

矯正治療の費用は、自分で負担することもあれば保護者が支払うこともあるでしょう。

20歳から49歳で矯正治療を始める人は、平成26年から29年の間にかなり増えています。

矯正治療は子どもの受けるものという考え方をしていた人が多かったのですが、大人も受けていいと広く知られたからでしょう。

大人になってから矯正治療を受ける人は、自分で治療費を支払えるようになった、仕事で人と会うことが増えて見た目が気になった、といった理由の人が多くみられます。

特に多いのが、20代から30代の人です。

また、50代になってから歯列矯正を始める人もいます。

矯正治療は、顎の骨や歯周組織に問題がなければ、60代になってからでも治療を受けられます。

歯並びをよくすることで、虫歯や歯周病の予防にもなります。

大人の矯正治療にはどんな特徴がある?

矯正治療で歯を動かす仕組みは、骨代謝です。

骨は常に新しいものに置き換わり、歯も骨の変化とともに動いていくのです。

代謝は若いほうが活発ですが、大人の場合は自分で治療を受けることを決めているため、計画通りに治療を進めやすいでしょう。

子どもの矯正治療は、歯が動きやすいことから比較的短時間で治療を終えることができます。

骨代謝が活発なので、大人と比べて歯が移動しやすいのです。

子どもの時に歯列矯正をしておくと、永久歯の歯列も整います。

また、子どものうちに矯正治療を行うと、顎の骨を広げることができるというメリットもあります。

顎の骨を広げることで、歯が並ぶスペースを確保できるのです。

歯列矯正をすることで、虫歯のリスクも減少させることができます。

歯並びが乱れていると、歯が重なり合っているところなどは歯磨きで汚れを落としにくいため、虫歯になる恐れがあります。

歯並びを整えてきちんと歯磨きができるようにしましょう。

一方、大人の矯正治療の特徴として、計画通りに治療ができるという点が挙げられます。

大人になってから矯正治療を始める場合、自分で必要性を感じているため、治療を行ううえで守るべきことを厳守するでしょう。

また、骨格が成長しきっているため、後から変化することもなくきちんと歯列を決めることができます。

歯周病の予防など、治療後のデンタルケアへの意識も高くなるでしょう。

また、ライフイベントも考えて治療を受けることもおすすめです。

例えば、ブライダルに向けて矯正治療を始める人もいます。

結婚式当日を迎える前に治療を終えることができるよう、スケジュールを決めましょう。

就職や転職の際も、歯並びは重要です。

特に、外資系の企業の場合、歯並びを整えるのは当たり前なので、きちんと矯正治療を受けましょう。

歯並びが整っていると清潔感があるため、国内企業を受ける時もおすすめです。

海外留学や海外での就職をするという場合も重要です。

欧米では、子どものうちに歯列矯正をしてしまいます。

歯並びが悪いと、悪い印象を与えるでしょう。

まとめ

大人になってから歯列矯正を始める場合、いつ始めればいいのか悩む人も多いでしょう。

歯列矯正は、顎の骨や歯周組織がしっかりとしていればいつ受けても問題はなく、50代、60代になってから受ける人も珍しくはありません。

思い立った時に矯正治療を始めましょう。

結婚式や就職、海外留学などのタイミングに合わせて治療を始めるという人も多いので、ライフステージの変化に伴い治療の必要性を考えてみてください。

東京品川区五反田周辺で矯正治療をご検討の際には、是非、当院にご相談下さい。

一人一人に合った治療方法をご提案させて頂きます。