矯正歯科

リンガルブラケットで疑問に思う人が多い点を解説します

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歯列矯正をする時、矯正装置が目立つのが嫌だという人におすすめなのが、リンガルブラケットです。
歯の裏側につける矯正装置ですが、通常の矯正装置との違いが気になる人もいるのではないでしょうか?
リンガルブラケットに対する疑問の中でも特に多いものについて、解説します。

リンガルブラケットの治療の流れ

リンガルブラケットは、歯の裏側に矯正装置を付ける矯正治療の方法です。
まず、リンガルブラケットでの治療をする場合、どのような流れで治療していくのかを解説します。

治療を始める前は、先にカウンセリングを行います。
そこで、どのような治療をするのか、それにはどのくらいの費用が掛かるのかを説明します。
治療にあたり希望等がある場合や、疑問に思うことがある場合は遠慮なく伝えてください。

その後、精密検査をして歯の状態や歯並びをチェックします。
目視できる範囲だけではなく、X線検査も行い、見えないところまで調べます。
その結果によって、矯正治療が可能かどうかを判断します。

特に問題無く矯正治療が可能であれば、歯型を取って歯並びに合わせて矯正装置を製作していきます。
それぞれオーダーメイドとなるため、矯正装置の製作には1ヶ月前後かかります。

その間は何もしないのかと言えば、そうとは限りません。
精密検査の結果、矯正治療の妨げとなるような虫歯がある場合、もしくは抜歯が必要な場合などは、装置を作成している間に治療してしまいます。

出来上がった矯正装置は歯の裏側に装着します。
リンガルブラケットは、表に装着するよりも難しいため、装着にはおよそ2時間かかると思っておきましょう。

装着が完了したら、矯正装置を装着している間の歯磨きについて、どういう点に気を付けて行えばいいのか、指導を行います。
後は、経過観察をしながら歯列矯正を行っていく事になります。

矯正装置を装着している状態では、おおよそ1ヶ月に1回のペースで定期検診を受ける必要があります。
その際は、矯正の進み具合をチェックすると同時に、微調整や歯の汚れのクリーニングなどを行います。

歯列矯正が終わったと判断したら、装置を取り外します。
なお、外す際は午前中に1回と午後に1回の、1日2回通院する必要があります。
午前に装置を外したら歯並びの後戻りを防ぐための保定具という器具を作成するために型取りを行い、午後には保定具が完成しているので、それを装着することになるのです。

保定具を装着した後は、およそ3カ月ごとに通院して後戻りをチェックし、クリーニングをします。
特に後戻りが無いようなら、徐々に保定具を装着する時間を減らしていくことになります。

最終的に、歯列矯正によって整った歯並びが安定しているとの判断が下されれば、保定具を外しても問題ないというお墨付きをもらえます。
これで、リンガルブラケットの矯正治療は完了です。

リンガルブラケットでの歯列矯正を始めてから終わるまでは、カウンセリングから装置の製作、保定具に切り替えてから外すまでのトータルで、おおよそ3年前後かかります。
表側に装置を装着する場合より若干長くかかりますが、期間に大きな差があるわけではありません。

リンガルブラケットのメリットと注意点

表側に装着する場合とリンガルブラケットを比較した場合、どのようなメリットがあるのでしょうか?
リンガルブラケットは、矯正装置が見えにくいため目立たないというメリットがまず思い浮かぶでしょうが、それだけではありません。

リンガルブラケットの場合、特に前歯の出っ歯を矯正するのに効果的といわれています。
歯の裏側に装着するので、力が奥歯方向にかかり、周囲の歯並びが整うことで出っ張っている歯も奥に引き込まれていくのです。

また、歯列矯正の矯正装置は、食べかすなどが挟まりやすく汚れることも多いのですが、リンガルブラケットなら、汚れが外からは見えないため、他の人に気遣うことなく食事もできます。

矯正装置に付着する汚れは、虫歯の原因にもなります。
リンガルブラケットの場合は、歯の裏側に装着します。
唾液腺に近い場所であることから、唾液によって殺菌されて虫歯になりにくくなります。

一方、注意したい点としては、歯磨きが不十分になりやすいという点が挙げられます。
見えない部分に装置があるため、汚れが残る可能性が高くなるのです。
それを防ぐために、ブラッシングの指導を受けた時は、教えられた磨き方をしっかりと守りましょう。

また、リンガルブラケットは、舌が矯正装置にぶつかりやすいため、慣れるまで違和感があるでしょう。
また、さ行やら行などの一部の言葉が発音し辛くなってしまうことがあります。
しかし、これは最初のうちだけであり、時間と共に慣れてきます。

リンガルブラケットの具体的な費用は歯科医院によって異なりますが、表側に装置を装着するよりも概ね高額になっています。
裏側に装着するのは難しいので、その技術料と装置のオーダーメイド費用が高額になる理由です。

まとめ

歯の裏側に矯正装置を装着するリンガルブラケットは、表から見ても目立ちにくい等のメリットがあります。
しかし、その一方で汚れが溜まりやすいことや費用が高いこと等、注意しなくてはならない点も多いことに注意が必要です。
自分が矯正治療を受けるにあたり、どのような方法がいいか、歯科医によく相談しましょう。
リンガルブラケットなどを希望するのであれば、カウンセリングの際に伝えるのを忘れないようにしてください。

東京都品川区五反田周辺で矯正治療をご検討の際には、是非、当院にご相談下さい。
一人一人に合った治療方法をご提案させて頂きます。