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【五反田で矯正歯科】歯の中心がズレている場合のデメリットと治し方を解説します

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歯の噛み合わせが悪いと聞くと、歯が斜めや二重に生えている状態を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか?

しかし、他にも歯の中心がズレていることで噛み合わせが悪くなっているケースもあります。

中心がズレている状態を、正中不一致といいます。

正中不一致の状態になっている場合のデメリットと、治療方法を解説します。

正中不一致のデメリット

歯並びがズレているかどうかは、見た目にもわかりやすいでしょう。

しかし、歯の正中不一致については意識しないと分かりません。

まずは、ズレがないかをチェックしてみてください。

正しい状態は、上下の前歯の中心部分が上下一直線になっています。

つながっていない場合は、正中不一致です。

左右の噛み合わせが対象になっていない状態で、上下どちらかが横にズレている可能性があります。

また、奥歯をしっかり噛んだ時に、上の前歯が下の前歯に覆いかぶさるようになる状態が、正しい状態です。

かぶさる深さは2~3mm程度で、あまりにも深い場合やほとんど重ならない場合は歯並びがズレています。

歯の中心のラインが左右対称になっていて、上下の歯並びで中心部分が揃っていれば歯並びのズレはありません。

しかし、顎や咬み合わせがズレている場合、その状態を放置すると、骨格のバランスが全体的に崩れてしまったり、肩こりや消化不良、頭痛などが生じて全身がゆがんでしまったりすることがあります。

特に顎にズレがある場合、全身のゆがみを悪化させる原因になることもあります。

左右に嚙み合わせがズレていると、上顎の真下に下顎が来ずに横にズレてしまい、顎がさらにズレてしまうのです。

また、正中不一致になっているとうまく噛むことができず、食べ物がしっかり細かくならないまま飲み込むこととなります。

胃に大きいままの食べ物が届くため、消化不良を起こしてしまうこともあるでしょう。

さらに、物を噛むときには、側頭筋という筋肉を使います。

咬み合わせが悪くなっている場合は、側頭筋にかかる負担も大きくなるため、頭痛の原因となってしまいます。

顎がズレて頭が斜めになると、首の両側にある広頚筋という筋肉への負荷のバランスが崩れてしまいます。

片側にばかり負担がかかるため、肩こりの原因になるのです。

矯正治療が可能な正中不一致

正中不一致になる原因は、さまざまです。

原因によっては、矯正治療で治すことができるでしょう。

具体的に、どのようなケースであれば矯正治療で治すことができるのか、解説します。

まず挙げられるのが、八重歯があるケースです。

八重歯がある場合は、上の歯が八重歯の方に偏っていき、上の歯だけが中心からズレてしまうため、正中不一致になってしまいます。

早い段階で生え変わった永久歯がある場合も、正中不一致になります。

乳歯から永久歯へと生え変わる時に、乳歯が本来よりも早いタイミングで抜けてしまうと、周囲の歯ができた隙間を埋めようと動いていくので、歯並びが乱れてしまうのです。

咬み合わせが悪いせいで、正中不一致になることもあります。

歯の向きがかみ合わせをずらしたり、交差したりして生えている場合は、全体の歯並びにも影響を及ぼすため、正中不一致が起こってしまいます。

正中不一致を治療する方法には、大きく分けて2つあります。

1つは、矯正器具を使用して歯並びを整える方法です。

一般的な治療方法であり、矯正装置にはいくつかの種類があります。

歯の表側にブラケットを着けてワイヤーを通し、歯並びを動かしていく方法が最も基本的な方法です。

中には歯の裏側にブラケットとワイヤーを通す方法や、マウスピース型の矯正装置を使用する例などもあります。

もう1つの方法は、外科手術です。

骨格が原因となって歯の中心がずれている場合は、外科手術で顎の骨を調整して、骨格を正常に戻すこととなります。

矯正治療と外科手術は、並行して行うこともあります。

並行する場合は、まず顎の骨を調整して骨格を戻したうえで、器具を装着して歯並びを治し、必要なら抜歯も行います。

近年、特に人気委のある矯正治療の方法が、インビザラインです。

透明なプラスチック製のアライナーと呼ばれるマウスピースを使用して、歯を動かしていく治療方法です。

ワイヤー矯正のような装置とは違い、インビザラインは自分で外すことができるため、食事や歯磨きの時でも邪魔になりません。

通院回数も2~3か月おきでいいため、通院の負担が少なくなるでしょう。

子どもの歯が成長途中にあるために正中不一致になる、というケースもよくあります。

小学生くらいの子どもであってもインビザラインによる治療を受けることが可能なので、一度相談してみてください。

まとめ

上下の前歯の中央が一直線にならずズレてしまっている正中不一致は、体全体にも悪影響を及ぼし、体調不良や頭痛、消化不良などを起こしやすくなってしまいます。

正中不一致になる原因はさまざまですが、原因によっては矯正治療で正中不一致を改善できるかもしれません。

インビザラインでの矯正治療も可能なので、正中不一致であることが確認出来たら一度歯科医に相談しましょう。

東京都品川区五反田周辺で矯正治療をご検討の際には、是非、当院にご相談下さい。

一人一人に合った治療方法をご提案させて頂きます。