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【五反田の口腔外科】口腔外科で治療を行う顎顔面外傷について解説します

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顔は、さまざまな原因からダメージを受けることが多い場所です。

顎顔面骨折とは顎、あるいは顔面に受けた外傷のことであり、治療は、口腔外科の担当となります。

顎顔面外傷がどのようなものか、解説します。

顎顔面外傷とは?

顎顔面とは、その名のとおり顎や顔面のことです。

顎には上顎骨と下顎骨があり、それぞれが骨折するケースは珍しくありません。

また、顔面においても頬骨骨折や頬骨弓骨折、鼻骨骨折などがあり得ます。

顎の骨や顔面の骨の骨折など、外傷の原因となるのは交通事故が最多です。

それ以外にも作業における事故やスポーツの接触等の事故、けんかによるものや転倒によるものなどがあります。

ほかに、病的骨折もまれにあります。

病的骨折とは、顎骨内に膿疱や腫瘍が生じた際に骨が吸収されて起こります。

健康な骨がいつの間にか薄くなった結果、骨折してしまうというものです。

めったに起こるものではありませんが、あり得ないわけではないのです。

骨折した場合、骨折箇所に関わらず共通する症状として、痛みや腫れなどが生じます。

痛みや腫れに伴い、顔面の変形や粘膜の変色、咀嚼や開口への障害などが起こることもあるでしょう。

場合によっては、歯の破折、脱臼などが伴うこともあります。

骨折したのが上顎骨であれば、頭蓋底の骨折も一緒に起こることがあります。

場合によっては脳損傷を起こして脳脊髄液が漏出してしまうこともあるため、十分な注意が必要です。

骨折が上顎洞壁に及んだ場合は、鼻出血を伴うことがあります。

眼窩に及んだ場合は、眼が出っ張ってしまう眼球突出や視覚障害などを伴うこともあります。

全身に起こる症状としては、意識を喪失したり、鼻や口からの出血によって呼吸困難に陥ったりすることもあるでしょう。

痛みによるショック症状にも、警戒が必要です。

歯の外傷

歯を強くぶつけた際は、外傷が生じることがあります。

外傷が発生するほど歯を強くぶつける原因として、転倒や階段からの落下、ラグビーやサッカーといったスポーツでの衝突などが考えられます。

また、子どもの場合は、遊んでいる時に人や物にぶつかってけがをすることもあるでしょう。

歯をぶつけた時は、いくつかの症状に分けられます。

歯槽骨には特に目立った外傷がなく、一時的に歯根膜が炎症を起こした場合を打撲といい、歯をぶつけた時などに起こります。

打撲の場合は、安静にしていれば数日から2週間ほどで完治しますが、痛みがあるので消炎鎮痛薬が必要となるでしょう。

歯根膜の一部が断裂して歯が抜けかかり、触れた時に痛みが生じるのは亜脱臼、もしくは不完全脱臼といいます。

歯根の尖端で歯髄が断裂して歯髄壊死になるケースもあるため、長期的な経過観察をしなければなりません。

亜脱臼の場合は、細いワイヤーやレジンで歯を短期間固定しておきます。

歯髄壊死は、歯髄電気診断器で診断を行います。

歯が歯槽骨から完全に抜けて、歯根膜が断裂している場合は完全脱臼です。

歯が抜けてしまった場合は脱落といい、主に子供に見られる症状です。

完全脱臼をした場合でも、歯槽内に歯を固定すれば喪失を防止できるでしょう。

脱落した場合も、再植すれば元のようになるケースもあります。

ただし、元通りにするには脱落した歯を適切に保存しておき、なるべく早く戻さなければなりません。

外傷、あるいは咀嚼を原因として歯にひびが入ってしまったり、折れてしまったりすることを破折といいます。

硬い食べ物などを噛んだ時には臼歯が割れることも起こりやすいため、注意しましょう。

また、亀裂による痛みは原因不明と診断されることもあります。

歯に傷がついた際は、歯槽の中にめり込んでしまうこともあるでしょう。

これを歯の陥入といい、多くの場合は本来の位置に戻して固定しておけば保存できますが、後日歯髄壊死が見られる場合には、根管治療を受けなければなりません。

口や顔などの皮膚や粘膜の外傷のことは、軟組織の外傷ともいい、顔面の擦り傷や唇の裂傷、軟口蓋の穿孔などもこれに含まれます。

軟組織の外傷の場合は主に出血を伴うこととなり、最初はかなり出血します。

ただし、太い血管を傷つけていなければ時間が経過するうちに止血されるため、心配ありません。

交通事故の場合は、傷に金属やガラスの破片などの異物が混入してしまうことがあります。

神経の切断によるまひが生じることもあり、時間が経過するにつれて感染が起こることもあるため、注意が必要です。

まとめ

顎顔面外傷は、顎や顔面、歯等顔全体に関わる外傷のことをいいます。

顔面には擦過傷や骨折、創傷や裂傷などがあり、歯の場合は脱臼や破折といったダメージが起こり得るでしょう。

このような外傷を受けた際は口腔外科で治療を行う必要があるため、近くの口腔外科がある歯科医院で治療してもらいましょう。

特に、歯のダメージについては気づかないうちに悪化することも多く、早めの受診をおすすめします。

東京都品川区五反田周辺で矯正治療をご検討の際には、是非、当院にご相談下さい。

一人一人に合った治療方法をご提案させて頂きます。