ブログ

【五反田で虫歯治療】自分でできる虫歯の予防方法には何があるか解説します

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

一度虫歯になると、治療した場合でも歯にダメージが残ります。

したがって、予防して虫歯にならないようにすることが重要です。

クリーニングを定期的に受けることも大切ですが、日常的に予防しておくことも大切です。

普段から自分でできる虫歯の予防方法にはどのようなものがあるのか、解説します。

セルフケアで出来る虫歯対策

虫歯の予防をするためにまず注目したいのが、唾液です。

人間の体には、元々虫歯への対策が備わっていて、唾液が十分にあると虫歯になりにくいのです。

唾液は食べたものの消化を助ける働きがあり、唾液が正常に分泌されていると胃腸の負担を減らすことができます。

それだけでなく、歯が溶けた際に流出した成分を補い、脱灰した歯の再石灰化を促進して修復する働きがあるのです。

唾液には、ミュータンス菌などの虫歯の原因菌の働きを抑制する殺菌作用もあります。

口の中が乾燥していると、唾液の量が減少して殺菌作用も弱くなるため、乾燥させないよう注意しましょう。

また、口内が酸性になると虫歯の原因菌が活発になってしまうため、酸性に偏りそうなときに中性に戻すという働きもあります。

唾液によってエナメル質も硬くなり、虫歯の原因菌によって溶かされにくくなるのです。

唾液には虫歯を防ぐ働きがありますが、唾液だけで完全に虫歯を防ぐことができるなら、最初から虫歯になる人は少ないでしょう。

唾液以外にも、セルフケアによる虫歯対策を行わなければ予防は困難です。

自分でできる虫歯対策として、まずフッ素を使用することが重要です。

フッ素は、フッ化物という形で薬品などに含まれています。

歯科医院でも虫歯予防のために塗布していますが、自宅でもフッ素が配合された歯磨き粉などを使用することで、予防が可能です。

洗口液にも同様にフッ素が含まれているものがあり、歯を磨いた後で使用すると、口内にフッ素を残せます。

歯磨きの場合は、普通の歯磨きで磨いた後でフッ素入りの歯磨き粉を歯にこすりつけるようにして、軽くうがいをしましょう。

歯を磨くときは、歯垢をなるべく落とすよう意識して磨くことが大切です。

歯垢が溜まりやすい奥歯や歯と歯の間、歯周ポケットなどの汚れを掻き出すことを意識して、磨いてください。

砂糖やでんぷんなどの糖質は虫歯の原因菌のエサになり、虫歯を進行させてしまうため、飲食物を食べたり飲んだりした後になるべく早く歯磨きをすると、虫歯の原因菌の増殖を防止できます。

ミュータンス菌をはじめとした虫歯の原因菌は、ほとんどの人が大人になるまでに感染してしまう細菌です。

根絶が難しいため、排除することを考えるよりも活動させないことを考えましょう。

歯ブラシの選び方も予防には重要

歯ブラシの固さは一般的に「かため」「ふつう」「やわらかめ」の3種類です。

一部のメーカーではこれ以外にも「超かため」「超やわらかめ」などの歯ブラシも販売しています。

その中で多くの人が選ぶ固さは、真ん中の「ふつう」です。

なぜ「ふつう」を選ぶのかというと、柔らかいものだと歯を磨いたときに磨いた感じがせず、スッキリしない人が多いからです。

また、またブラシが痛みやすいということも理由の一つに挙げられます。

しかしあまりに固いと、歯茎にあたった時に痛みを感じるかもしれません。

どれがいいか悩んでいる人は、まずはノーマルな真ん中を選んで使ってみることが多いのです。

また、歯ブラシには手で磨く歯ブラシと、電動歯ブラシの違いもあります。

電動歯ブラシの場合は、ブラシの種類が手で磨くものと比べてバリエーションが少ないことが多いでしょう。

多くの人が選ぶ「ふつう」の固さの歯ブラシは、全員におすすめというわけではありません。

どのくらいの硬さがいいのかは人によって違うため、自分に合ったものを選ぶ必要があります。

歯肉が厚かったり歯が硬かったりすると、強く磨いても歯茎から出血することがあまりないので「かため」の歯ブラシを使用するといいでしょう。

歯茎から出血しにくいことや歯が擦り減らないことが重要なので、それに適していれば汚れをしっかり落とすことができる固さがいいのです。

「ふつう」であれば、ほとんどの人が問題なく使用できるでしょう。

歯茎や歯に特別なトラブルがなく、歯肉が普通の状態であれば特に何の問題もないので、まずは「ふつう」を使用して、後から別の固さに変えてもいいでしょう。

時間をかけて磨きたいという人、または歯肉が腫れている場合などは、「やわらかめ」を選んだ方がいいでしょう。

優しく磨けば、あまり刺激を与えずに済みます。

まとめ

虫歯は、一度なると治療を終えるまでに長い時間が必要です。

治療費もかかるうえ、一度感染した歯は削るしかなく、削った歯はもう元に戻らないので穴が空いたままで、歯の寿命も短くなります。

歯を長く使い続けたいのであれば、虫歯にならないように自分で対策をしていく必要があります。

予防には歯ブラシの選び方も重要なので、自分の口の状態などから適切な固さを今一度考え直してみましょう。

東京都品川区五反田周辺で矯正治療をご検討の際には、是非、当院にご相談下さい。

一人一人に合った治療方法をご提案させて頂きます。