インビザライン

【五反田の矯正歯科・歯医者】インビザラインとクリアコレクトの装着の違いを解説します

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矯正治療にはさまざまな種類がありますが、中でも人気がある矯正治療の方法がマウスピース矯正です。

マウスピース矯正は取り外しが可能ですが、一定時間は装着していなければ十分な効果が得られません。

インビザラインとクリアコレクトの装着時間は、どのくらいでしょうか?

装着時間の違いについて解説します。

装着時間の目安の違い

インビザラインはアメリカで誕生したマウスピース矯正装置で、マウスピース矯正の中でもとりわけ大きなシェアを占めています。

インビザラインは、1日の装着時間の目安が20時間です。

長いように思えるかもしれませんが、20時間の中には睡眠中も含まれています。

食事の際や歯磨きをする時などは、マウスピースを外しておくことが望ましいとされているため、1日で最低1時間は外すことになるでしょう。

しかし、目安の時間に関わらずなるべく長く装着している方が効果は出やすくなります。

したがって、最低ラインである20時間だけ装着するのではなく、できるだけ装着しておくようにしましょう。

寝るときに装着するのを忘れなければ、日中はたまに外すくらいであれば問題ありません。

ただし、外食をしたときに歯磨きをすぐにするのが困難というケースもあります。

外すことのできる時間があれば帰宅して歯を磨いてから改めて装着できるでしょう。

一方、クリアコレクトは近年アメリカでシェアを伸ばしているマウスピース矯正で、インビザラインに次いでシェアを占めています。

クリアコレクトを提供しているのは、インプラントの老舗メーカーであるストローマン社です。

クリアコレクトの1日の装着時間の目安は22時間以上と、インビザラインよりも長い時間装着することになります。

しかし、クリアコレクトの場合は他のマウスピース矯正よりフィット感が増しているため、着けていても違和感は少ないでしょう。

また、クリアコレクトは、歯の表面にマウスピースを固定するアタッチメントという装置を装着します。

ただし、他のマウスピース矯正よりアもタッチメントが少なくて済みます。

クリアコレクトは矯正力が強く前歯だけに対応しているため、限られた範囲で力を集中できるのが特徴です。

また、クリアコレクトは1日のほとんどの時間装着している必要があります、なるべく外す時間が短いほど効果が出やすいという点は変わりません。

マウスピースの形状の違い

クリアコレクトとインビザラインではどちらもマウスピースを使用して、歯並びの矯正治療を行います。

ただし、使用する材質に違いがあります。

インビザラインは、ポリウレタンから作られたスマートトラックという素材でできているのに対し、クリアコレクトはクリアクウォーツという素材でできています。

スマートトラックは、単なるポリウレタンと比べると粘弾性があり、歯と適合しやすいという点が特徴です。

クリアクウォーツは、3層構造になっている素材です。

耐久性に優れ、しなやかさも備えているため効果的に矯正治療を進められます。

また、厚みなども大きな差はありませんが、形状については違いがあります。

クリアコレクトで使用するマウスピースは、歯だけではなく歯茎の上2mmの位置まで覆うようになっています。

一方、インビザラインのマウスピースは歯だけを覆う形状であるたで、クリアコレクトよりもサイズが小さいです。

インビザラインで使用するマウスピースの厚さは0.05mmと、他のマウスピース矯正のマウスピースより薄く造られています。

インビザラインのマウスピースの厚さは、どの治療であっても同じで、薄いため装着した際もの違和感も少ないでしょう。

一方、クリアコレクトのマウスピースはサイズがやや大きいため、最初に装着したときは異物感があるかもしれませんが、徐々に慣れてきます。

透明なマウスピースであり、光沢を抑えていることも特徴で、マウスピースがさらに目立ちにくいでしょう。

2つのマウスピースを比較した場合、クリアコレクトの方がインビザラインより若干大きいです。

また、フィット感が非常に強いため、着けたり外したりするのが難しいこともあり、慣れるまでの間は落ち着かないかもしれません。

インビザラインは、薄く小さいマウスピースを使用しますが、丈夫な素材でできているためしっかりと歯を動かすことが可能です。

また、インビザラインの場合は一度だけ歯型を取りますが、クリアコレクトの場合は口腔内スキャナでデータを取るため、歯型は不要です。

まとめ

マウスピース型の矯正装置には、それぞれ1日の装着時間の目安があります。

目安の時間よりも装着している時間が短い場合には、矯正治療の効果を十分に得られなくなる可能性があり、注意が必要です。

また、同じマウスピースでもマウスピースの形状に違いがあり、インビザラインは厚みが少なく歯だけを覆う形状になっていますが、クリアコレクトの場合は歯茎の一部を覆うことになり、フィット感も強いため苦手という人もいるでしょう。

東京品川区五反田周辺で矯正治療をご検討の際には、是非、当院にご相談下さい。

一人一人に合った治療方法をご提案させて頂きます。

五反田駅前歯医者では、歯科治療に関する知識補完を目的として執筆しています。

従って、扱っていない治療にも触れる場合が御座います。

当院では、今回の記事にあるクリアコネクトを扱っておりません。

当院では、どんな症状にでも適応可能なインビザラインを推奨しております。