インプラント

【五反田でインプラント治療】インプラントの二次手術とは??

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

事故や病気で歯を失ったとき、補うための治療にはいくつかの種類があります。
中でも人気があるのがインプラントです。
インプラント治療には2段階の手術が伴い、内容がそれぞれ異なります。
2番目に行う手術である二次手術の内容について、解説します。

二次手術とは?

インプラントの二次手術は、インプラントと骨がしっかりと固定されてから行う手術であり、インプラント体にアバットメントを取り付けます。
簡単にいうと、新しい歯を作る準備をする手術といえるでしょう。
手術とはいっても、何時間もかかることはありません。

具体的な二次手術の流れについて説明します。
まずは麻酔をかけますが、局所麻酔であることからほとんど痛みはありません。
麻酔が効いてきたら手術を行います。
最初の手術で埋め込んだインプラントは、骨と結合して固定されているため、歯茎を少し切ってインプラントを露出させます。

インプラントがしっかりと骨と結びついていることを確認したら、その上に人工歯の土台となるアバットメントを取り付けるのです。
最後に、切開した歯茎を縫合したら手術は完了となり、手術でできた傷口は数日で治ります。

手術の内容は簡潔でわかりやすく、局所麻酔を使うことから、手術中に痛みを感じることはほとんどないでしょう。

手術後に少し腫れたり、軽い痛みが出たりすることがありますが、通常であれば数日で治るでしょう。
必要があれば痛み止めや抗生物質も処方してもらえます。
手術後は、できるだけ肩の力を抜いて安静に過ごすことが重要です。
特に手術をしたばかりであれば、お酒やタバコは避けたほうがいいでしょう。

食事は、硬いものや熱いものだと歯にかかる負担が大きいため、最初は柔らかいものや温度があまり高くないものを選んでください。

二次手術は、インプラント治療の中でも仕上げとして行われる治療であり、それほど時間がかからずリスクも少ないため、安心して受けられるでしょう。

二次手術の重要性

二次手術は、インプラントを長持ちさせるために重要な役割を担います。
手術を行うのは、インプラントが埋入されてしっかりと固定されていることを確認するためでもあるのです。

一次手術で顎の骨に埋め込んだインプラントが、骨と強固にくっついていなければ、治療を進めることができません。

インプラント体は、顎の骨に埋入してからしっかりと固定されるまでに、数ヶ月かかるでしょう。
また、結合するまでの間、インプラント体は歯茎の下に隠れているため、露出するまでは影響を受けることがほとんどありません。

骨とインプラントがしっかり結びついたことを確認したら、今度は土台となるパーツを取り付けます。
このパーツをアバットメントといい、天然歯には該当する部分がありません。
アバットメントには、最終的に装着する人工歯を支える大事な役割があります。
インプラントを安定させるだけではなく、歯茎を回復させ、機能を再構築するためにも大切な手術です。

一次手術を受けた後は歯茎がインプラントの周りに再生しますが、ただ再生するだけでは機能が十分に発揮されません。
そこで、インプラントを歯茎から露出させ、歯茎がしっかり回復してインプラントを支えられるようにするのです。
アバットメントを取り付け、歯茎がその周りをしっかり包むことで、インプラントはしっかりと固定されて安定した支えになります。

歯茎が周囲を覆い、噛む力に耐えることができるようになると、見た目も自然な状態に近づき、しっかりとした噛み心地を得られるでしょう。

インプラント治療は長く快適に使えることが重要であり、手術を行うことで成功率は大きく上がります。

アバットメントを取り付けると、人工歯の支えとなって噛み合わせが安定し、長期間しっかりと機能するようになるでしょう。
安定した状態で使用できれば、以降のメンテナンスもスムーズになり、安心して使用できるようになります。

上記のような理由から、インプラント治療の成功に二次手術は欠かせないステップといわれているのです。

二次手術は、インプラントを安定させ、歯茎の回復をサポートし、治療の長期的な成功を助けるために、極めて重要な手術といえます。

二次手術の準備とケアについて

五反田駅前歯医者 
二次手術が決まったときに、手術に向けた準備や手術後のケアについてどうしたらいいのかと悩む人もいるでしょう。

二次手術はインプラント治療の工程の中でも短時間で終わりますが、準備やアフターケアをしっかりとしておくと、さらにスムーズになります。

手術を受ける前の準備として、まずは食事に気を使ってください。
手術当日の食事はたくさん食べず、軽めに済ませておきましょう。
また、手術を終えた後はすぐに食べることが難しいかもしれないため、なるべく消化にいいものを選んでください。

お酒に関しては、手術を受ける前や終えた直後は控える必要があります。
できれば翌日になるまで飲まないでください。

また、手術を受ける際は手術着などがないため、なるべくゆったりとして緊張が解けるような衣服にしましょう。
ネックレスやピアスなど、アクセサリーを外して手術を受ければ、スムーズに進めることができるでしょう。

手術中は口元に触れることが多いため、化粧は最小限にしてください。
髪が顔にかかると邪魔になるため、すっきりまとめておくと安心して手術が受けられます。

手術を終えた後は無理をせずゆったり過ごすことが重要ですが、多少ケアをすることで傷が早く回復するようになります。
なるべく体を休めることが大切で、特に手術後24時間は安静にした方がよいでしょう。
加えて、お酒やタバコを控え、治療したところに触れないようにすると、早く治る可能性が高まります。

手術が終わった後は、歯茎に負担をかけないよう、柔らかいものや冷たいものを食べましょう。
スープやおかゆ、ヨーグルトなどがおすすめです。
硬いものや熱いものは、可能な限り避けたほうがいいでしょう。

また、手術後は口の中を清潔に保つことが大切です。
歯磨きの際は軽い力で磨き、傷口に触れないように注意しながらケアを続けてください。
うがいをするときも、強くしすぎないように気をつける必要があります。
なぜなら、傷口が刺激されて、痛みが生じる可能性があるためです。

また、治療を続けて経過観察を行うことで成功率が高くなるため、インプラントの状態を チェックしてください。

手術後は、治療個所に腫れや痛みがないか自分でも確認し、気になる点があれば歯科医に相談しましょう。

なお、手術後も、インプラントは定期的にメンテナンスを受ける必要がある点に留意する必要があります。
長くインプラントを使用するためにも、メンテナンスのために定期的に歯科医院に通いましょう。

まとめ

インプラントの二次手術では、主に一次手術で顎の骨に埋入したインプラント体に、アバットメントを取り付けることになります。
歯茎を切開してインプラント体を露出させる必要があるものの、一次手術と比べると格段に短時間で治療ができます。
インプラントの手術を受けるときは、注意点をしっかりと守り、事前準備をすることで、スムーズに進めることができるでしょう。
東京品川区五反田周辺で矯正治療をご検討の際には、是非、当院にご相談下さい。
一人一人に合った治療方法をご提案させて頂きます。