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【五反田でインプラント治療】トラブルで歯が欠けた・抜けたときの対処法を教えます!

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何らかのトラブルで歯が欠けたり抜けたりしたときは、どのように対処すればいいのか悩んでしまうことも多いでしょう。
歯が欠けた場合は、サイズの大きさに関わらず迅速に対処しなければさらに悪化してしまう可能性があるのです。
トラブルで歯が欠けたり抜けたりした時の対処法について、解説します。

歯が欠けたり抜けたりする原因は?

普段通りに生活している中で歯が欠けたり抜けたりした場合の原因としては、どのようなことが考えられるでしょうか?

歯が欠ける原因として特に多いのが外傷で、交通事故やスポーツでの衝突、転倒で歯が強い衝撃を受けると、欠けてしまうことがあります。
強い衝撃を受けた場合は欠けるだけではなく歯が割れてしまったり、抜けてしまったりすることもあり得るのです。

外傷が原因の場合は、歯だけではなく口の中もぶつけたり舌を噛んだりして傷ついてしまうケースもあるため、注意しましょう。
虫歯が進行してしまうと、だんだんと悪化して歯が溶けていくのですが、通常は歯の表面のエナメル質から溶けていきます。

しかし、場合によっては外側が残っていても、内側の象牙質が溶けて空洞になってしまっていることもあるでしょう。
中が空洞になった歯は自覚がないままもろくなってしまうため、普段通りにしていても簡単に欠けてしまうことがあります。

歯が酸性になって溶けてしまう状態を酸食歯といい、酸性の食べ物や飲み物が原因で口内が酸性になってしまったときになるもので、歯が削られやすくなるでしょう。
歯ぎしりや食いしばりは歯に体重の2〜3倍の力がかかるとされているため、歯が脆くなっている状態で歯ぎしりや食いしばりをしてしまうと、欠けることも多くなります。

歯が欠けたり抜けたりしたときの対処法

五反田駅前歯医者 
歯が欠けたり抜けたりしたときは、なるべく早く対処すると痛みが強くなるのを防ぐことができ、悪化もしづらくなるでしょう。
歯が欠けたときは、まず欠けた歯の破片が見つかれば清潔なガーゼやティッシュで包んで保管しておき、歯科医に持っていくと歯の修復に役立つことがあります。

破片を保存する際には専用の保存液、もしくは代用品として生理食塩水や牛乳に浸しておくといいでしょう。
歯が欠けたり抜けたりした部分から細菌に感染することがあるため、ぬるま湯で口の中を優しく漱いで感染を防ぎましょう。

ぬるま湯で口を漱ぐことで傷口を清潔に保つことができ、食べ物や異物が入り込むのを防ぐことができるのです。
歯が抜けたり欠けたりしたところに痛みがある場合は、市販されているものでいいので鎮痛剤を飲んでおくと痛みを抑えることができます。

塗るタイプだと炎症が起こる原因となる可能性があるため、服用するタイプを使用した方が良いでしょう。

痛みだけではなく腫れなどが見えるようなら、氷をタオルで包んで頬の外側から冷やすことで腫れを抑えることができ、痛みも冷やすことで抑えることができます。

欠けた箇所を舌や指で触ると、歯にダメージが加わり痛みが増してしまう可能性があり、雑菌が入る可能性もあるためなるべく触れないように注意した方が良いでしょう。
欠けたことで歯が弱っているため、ダメージを与えないようになるべく柔らかいものを選んで食べるようにしてください。

歯が抜けた場合も同様で、歯が抜けたところにダメージが加わる可能性があるため、なるべく刺激を与えないようにするべきです。
なるべく早く治療することが治療後の結果にいい影響を与えるのですが、損傷を放置していると損傷が広がったり、感染したりするリスクが高くなります。

歯が欠けたときや抜けたときは放置しないで、すぐに歯科医院を受診してきちんと処置を受けてください。
応急処置は根本的な治療にはつながらず、長期的な治療や修復が必要になる場合がほとんどなので、歯科医に早めに相談して適切な治療を受けることが大切です。

歯が欠けた状態が続くと、エナメル質の下にある象牙質が虫歯菌の影響を受けて虫歯のリスクが高まってしまいます。
象牙質は熱や振動を神経まで伝達しやすい特徴があるため、歯磨きや食事などをしているときに痛みを感じる場合があるでしょう。

虫歯がどんどん進行して神経に到達する原因になるケースも見られるので、なるべく早く治療する必要があります。

問題が起こったときの治療法

歯が欠けた状態を治療する方法は、欠けた範囲の大きさや抜けたかどうかによって異なるでしょう。
歯が小さく欠けた場合は、多くの場合レジンと呼ばれるプラスチックの白い詰め物で治療します。

レジンは歯科用プラスチックと呼ばれる白い素材で、歯の色に近い色を再現できるので馴染みやすいという特徴があるのです。

レジンの強度はあまり高くはないのですが、歯の一部を代用するだけなのであまり大きな問題にはなりません。
歯が中ぐらいに欠けた場合は、金属のフレームの上にプラスチックを盛る被せ物治療であれば保険診療で対応できるでしょう。

自由診療であれば、オールセラミックの被せ物で治療可能で、セラミックは強度や耐久性に優れていて審美性も良いため、違和感なく仕上がります。
歯が大きく欠けてしまった場合は、神経が残っていれば全体に冠を被せて治療できるでしょう。

しかし一方で、歯に穴が空いたり欠けたりしている場合は神経を取り除き、消毒して薬を詰める根管治療が必要となります。
根管治療によって内部を消毒した後は、欠けた歯の代わりとなる土台を入れれば被せ物を装着できるのです。

歯が歯茎の内側にある部分まで割れたり折れたりした場合は、根管治療が必要になるケースが多くなります。
また、場合によってはたとえ歯が残っていても抜歯をしなければならないケースもあるでしょう。

抜歯をした場合は、インプラント治療や入れ歯など歯の代わりとなる治療を受ける必要があります。
抜歯をした後の治療として、両隣の歯が残っている場合はブリッジ治療も可能となるでしょう。

歯が完全に抜けてしまった場合、再植できるケースであれば抜けた歯をそのまま戻すことができます。
しかし再植ができない場合は、歯が抜けた部分を補うためにインプラント、ブリッジ、入れ歯などの治療が必要となるのです。

神経が傷つくほど広範囲で歯が割れてしまったときや治療のために抜髄を行ったときなどは、歯の神経が含まれる歯髄を再生する治療が可能なケースもあります。

親知らずなどの不要な歯から歯髄幹細胞を採取し、歯の内側に移植しておくことで除去した歯髄を再生することができるのです。

神経まで虫歯菌に侵されてしまったというケースでは、歯髄再生治療を検討してみることをおすすめします。
歯が欠けたとき、適切に治療しなければ歯の寿命が短くなってしまい、やがて抜けてしまうことも多いでしょう。

欠けた歯も残すことができるので、諦めて放置せずにきちんと治療するようにしてください。

まとめ

何らかのトラブルで歯が欠けたり抜けたりしたときは、まず取れた歯の欠片を捨てずに清潔な状態で保管しておき、歯科医院に持っていくといいでしょう。
欠けた部分にダメージを与えることがないよう、固いものや粘着性の高いものなどは食べるのを避け、抜けた場合も傷口にダメージを与えないようにしてください。
歯の欠け方によって適切な治療方法は異なるので、なるべく早く歯科医院を受診して適切な治療を受けてください。
東京品川区五反田周辺で矯正治療をご検討の際には、是非、当院にご相談下さい。
一人一人に合った治療方法をご提案させて頂きます。