ブログをお読みいただきありがとうございます。
五反田駅前歯医者です。
本日も前回に続き患者様からインプラントについて、よくあるご質問にお答えいたします。
今回はインプラントの相談の中でもほとんどの方が疑問に思っている内容になります。
インプラントの費用が何故クリニックにより大幅に違うでしょうか?
まずインプラント治療を行うにあたり必要な3つの要素
①道具、材料、②設備、環境、③術者
を、お伝えします。
①道具、材料
インプラントのメーカーは世界に多数あり価格も異なります。おおよその相場はありますが、信頼性に欠けるメーカーも存在します。
②設備、環境
インプラント治療を行う際には事故などがないよう、事前に手術シミュレーションを何度も行う必要があります。
そのシミュレーションを行う際にはまずCTによるレントゲン撮影を行い、そのCTのデータを元に患者様の顎の骨を3Dの画像に変換し、そのデータ上で実際に入れるインプラントの長さや太さ、骨の状態の把握、血管や神経の走行などの確認をします。
滅菌環境もインプラント治療の成否に大いに影響を与えます。
③術者
これが最も重要な点です。どんなにいい道具、環境、設備が整っていても経験が浅いドクターで有れば、全く無意味なものになってしまいます。
研修医が修了し一般の勤務になればインプラントは誰でも処置することができます。認定医や専門医を取得しているか、経験年数はどれくらいかということも考慮に入れる必要があるでしょう。難しい処置になればなるほど、手先の繊細さが問わます。
それは単純に器用であれば誰でもインプラントが出来るという意味ではありません。経験を元に基礎がある上での繊細さです。
もちろん認定医ではないドクターで凄腕の方もいらっしゃいますが、探すのが困難です。
以上の3点がインプラント治療を行う上での重要な点になります。
次に3点における価格の差の理由を記述します。
①:実はインプラントは大量に仕入れると安く購入できます。そして仕入れたインプラントには使用期限があります。
大量購入したインプラントを使用期限内に使用しなければいけない場合にはどのように消費するでしょうか?
実際にはクリニックの院長もしくは理事長1人で大量のインプラントを消費することは不可能です。繊細な処置なので1日に何症例もこなすことは患者様にとって危険です。
そこで何をするかというと、複数名の経験の浅いドクターもしくは研修医直後のドクターにインプラント治療をさせるということにより消費します。このように薄利多売であれば、費用を抑えることが可能になります。もちろん全てのドクターがインプラントに精通しているというクリニックもございます。
②:CTやシミュレーションシステムが整っていない、もしくは無ければ、価格は大いに抑えられるでしょう。しかし、それでは安全性の確保が出来なくなってしまいます。
③:経験年数だけでは測れない部分もありますが、少なくとも経験があるかないかは保有資格などに大いに左右されると言っても過言ではありません。人材の面で費用が抑えられているというケースも多々あります。
以上にの③点がインプラントの費用がクリニックごとに異なる理由になります。
インプラント治療はギャンブルではありません。
格安インプラントなどにおいては「何か」が削られていると思って間違いないでしょう。
信頼を置いているクリニックでのインプラント治療であれば問題ないかと思います。
しかし、少しでも疑問があればセカンドオピニオンもオススメします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
五反田駅前歯医者では患者様の健康を第一に考え、日々診療にあたっております。
是非今後とも五反田駅前歯医者をよろしくお願いいたします。
五反田駅前歯医者
歯学博士
国際インプラント学会専門医
院長 大木 烈