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【五反田の歯医者】顎関節症は放置していれば自然と治るのか解説します

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口を開けた時に痛みが生じたり、ギシギシ音が鳴ったりしたときは顎関節症かもしれません。

これらの痛みや音は一時的なものというケースも多く、しばらくすれば自然と治ることもあります。

顎関節症の場合は、放っておけば治るのでしょうか?

顎関節症を放置した場合に自然と治るのか解説します。

医師から様子見を勧められることもある

顎関節症は、大きく口を開けた時に痛みが生じて自覚する人が多いでしょう。

また、口を開ける時に音が鳴ることもあります。

子どもの場合、音が鳴るのが面白いからと、必要以上に口を開け閉めして悪化させてしまうこともあるかもしれません。

顎関節症になると、口を大きく開けることができなくなることもあります。

人によっては発熱したり、口を開けず安静にしていたりしても痛むケースもあります。

前述の全ての症状が当てはまるケースのみが顎関節症というわけではありません。

一部だけで当てはまっていても、顎関節症と診断されることもあります。

特に、口を少ししか開けられなくなった場合は、重症の可能性が高いでしょう。

歯科医院で診察を受けた結果、顎関節症の疑いがあると診断された場合でも、治療を開始するとは限りません。

軽症であれば、「しばらく様子を見ましょう」といわれることもあります。

経過観察をして悪化した場合は本格的な治療に移行することとなります。

症状によっては、首の後ろやこめかみ、顎関節などをもんだり、さすったりするマッサージを毎日行うよう勧められるかもしれません。

毎日継続することによって、症状が改善されるケースもあります。

肉を覆う筋膜という組織をマッサージすることで、癒着をほぐして改善できることがあるのです。

首の後ろをマッサージする際は、右手で首の左後ろを30回ほど揉んでください。

揉み終わったら、今度は左手で首の右後ろを30回揉みます。

左右30回ずつ揉むのを、1セットとしてください。

こめかみのマッサージは、両手の人差し指と中指を使って行います。

左右のこめかみを2本ずつの指で同時に押さえ、押し込むようにしながら30回ほど小さな円を描くようにマッサージしましょう。

顎の関節部分も、こめかみと同じように両手の人差し指と中指を使って行います。

関節部分を左右同時に、2本ずつの指で押しながら小さな円を30回ほど描くようにしてマッサージしてください。

発声練習も、顎関節症の改善に役立ちます。

1分間「ぱぴぷぺぽ」とはっきり発音するのを繰り返していくと、顎の筋肉が緊張しているのをほぐすことが可能です。

運動不足も、顎関節症の悪化につながります。

全身の骨格の変調が顎関節の不具合につながっていることもあるため、ラジオ体操を毎日行うのも効果的です。

ただ放置していると悪化することもある

顎関節症がマッサージなどで改善された場合、そのまま継続して構いません。

しかし、続けていても症状が改善されない、あるいは悪化した場合などは、歯科医院で相談してください。

顎関節症がまだ軽症の時に気を付けたいのが、顎を鳴らすことが癖にならないようにする、という点です。

痛みも特に生じないため、顎を鳴らすことが楽しくなってしまう人もいるでしょう。

顎関節を鳴らしていると、顎関節が変形してしまう可能性があります。

音が鳴るのは、上下の顎を連結している部分にできる関節円板というクッションがズレていることが原因です。

関節円板とは、関節の動きをサポートしている軟骨の一種です。

変形すると顎関節の動きの邪魔になり、口を開けるのが難しくなってしまいます。

顎関節症は、治療するのが遅くなって悪化するほど、治療にかかる期間も長くなります。

悪化する前に治療すれば、比較的早く治療を終えることが可能です。

また、顎関節症は、顎変形症の前兆となっている可能性があることに注意してください。

顎変形症とは、顎の骨の形状が異常であったり、上下の顎のバランスが崩れてしまったりすることもある病気です。

顎関節症だけではなく、上顎前突や下顎前突などの不正咬合や、顔が歪んで顎が非対称になっている場合なども、顎変形症と診断されてしまうことがあります。

顎変形症は、悪化してしまうと見た目が悪くなりますが、他にも噛み合わせが悪化したり、発音が不明瞭になったりすることもある病気です。

矯正治療で治らなかった場合は、顎の骨を削る必要も出てくるため、悪化する前に治療しましょう。

まとめ

顎関節症は、軽度の段階であれば歯科医院で治療を受けなくても、自分で治せるケースもあります。

軽度な場合は診察しても様子見として経過観察をされることがありますが、自分で首やこめかみ、顎関節をマッサージすれば改善されることもあります。

ただし、悪化しても放置していると顎変形症になってしまうことがあるため、悪化した場合にはなるべく早く治療を受けてください。

東京都品川区五反田周辺で矯正治療をご検討の際には、是非、当院にご相談下さい。

一人一人に合った治療方法をご提案させて頂きます。