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【東京都品川区五反田の歯医者】口呼吸がダメな理由

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呼吸をするとき、ほとんどの人は鼻で呼吸をしているのですが、近年はマスクを着けていることが増えたため口で呼吸をすることが多いでしょう。

しかし、口で呼吸をしていると多くのデメリットがあるため、できるだけ鼻で呼吸するように直した方が良いといわれているのです。

口で呼吸するデメリットについて、解説します。

呼吸を口でしてしまうと何がある?

呼吸は鼻と口のどちらでもできるのですが、近年は口で呼吸している人が増えたため、口で呼吸するデメリットも目立ちやすくなりました。

口呼吸をしているとどのようなデメリットがあるのか、鼻呼吸の場合と比べてみるとデメリットがわかりやすいでしょう。

まず、口内が乾燥しやすくなってしまい、いびきをかくようになるというデメリットがあり、喉のリンパが乾燥することも増えてしまいます。

また、口内の渇きを緊張によるものだと体が判断してしまうことがあり、睡眠中も休まらなくなることもあるでしょう。

口呼吸をしていると、口周りの筋力が低下しやすくなるため、歯並びにも悪影響を及ぼすことがあります。

頬、顎、舌や周辺の筋力が低下することで嚙み合わせが悪化してしまうことがあり、歯列の外側からの圧力も弱くなってしまいます。

歯列は、外側と内側の圧力が均等になっていることで保たれるため、均衡が崩れると出っ歯などになるリスクが高まるのです。

口呼吸によって免疫機能も影響を受けることがあり、続けていると自律神経が乱れてしまうことがあります。

自律神経の乱れは体調不良にもつながり、風邪を引くことも多くなるなどのデメリットがあるのです。

免疫機能が低下すると、様々な病気になるリスクも高まるため、アトピーやアレルギー、喘息、高血圧などになるかもしれません。

口内では唾液が細菌などに対抗するための働きを持つのですが、口呼吸をしていると唾液が減少してしまうのです。

唾液の抗菌作用や殺菌作用なども発揮されなくなってしまうため、虫歯の原因菌も洗浄されなくなり、虫歯になるリスクが高まってしまいます。

唾液が減少することで歯周病の原因となる細菌も殺菌されず、虫歯と歯周病のどちらのリスクも高まるのです。

口呼吸をしていると、虫歯と歯周病になる原因になるともいえるため、改善に取り組むようにしてください。

口呼吸のチェック方法

口呼吸には多くのデメリットがあるので、無意識のうちに口を開けていないかをチェックしてみるのがおすすめです。

時々、意識して自分の口の中の状態を確認しておくと、無意識のうちに鼻ではなく口で呼吸するようになっていないかを確認できます。

特に、何かに集中した後は喉が渇きやすくなっていると、無意識のうちに口呼吸をしていた可能性が高いのです。

覚えがないのに口が動いていた感触がないかを意識してみて、動かしていた感触がある場合はやはり口で呼吸していたと考えられます。

また、睡眠中は口を開けていたかどうかがわかりづらいのですが、いびきをかいている人や歯ぎしりをしている人は口呼吸になっていた可能性が高いでしょう。

自分で気づいている人もいますが、自覚がないのに起きたとき喉が渇いているという人は家族などに確認してみてください。

朝起きたときに喉がひりひりするほど渇いていたという人は、睡眠中に口で呼吸していて乾燥してしまったというケースが多いでしょう。

口内炎ができやすいという方や、歯並びが悪いという方は、口呼吸のデメリットとして現れている可能性があります。

食事中などに、音を立てながら噛む癖があると口を意識せずに開けているというケースも多いため、注意が必要です。

口臭が気になるという方や唇が乾きやすいという場合も、口の中が乾燥していることが原因というケースもあるので、気をつけましょう。

喫煙の習慣があると口で煙を吸ったり吐いたりするため、口呼吸の癖がつきやすくなってしまうでしょう。

スポーツなどで体力を消耗した時も口で大きく息をすることが多くなるため、口呼吸になりやすい傾向があります。

上記のようなチェックポイントに当てはまるのであれば、意識して鼻で呼吸する習慣をつけた方がいいでしょう。

また、鼻炎などで鼻が詰まり気味という人は口で呼吸してしまうことが多いため、耳鼻科で治療を受けましょう。

口呼吸は、意識していれば防ぐことができるものの、無意識のうちにまた口で呼吸していることもあるため、直らない場合は一度歯科医院で相談してみてください。

まとめ

マスクをしていることが多いと口で呼吸をしていることが多いのですが、口で呼吸をしていると鼻で呼吸をしているときにはないデメリットも生じてしまいます。

特に、唾液が減少してしまうため虫歯や歯周病のリスクが高くなってしまうという点は、注意する必要があるのです。

鼻が詰まっていて呼吸できないなどの理由がある方以外は、鼻で呼吸できているかをチェックして、なっている場合は早急に鼻で呼吸をするようにしましょう。

東京品川区五反田周辺で矯正治療をご検討の際には、是非、当院にご相談下さい。

一人一人に合った治療方法をご提案させて頂きます。