インプラント

【品川区の歯医者】インプラントを長持ちさせるコツはこれです!

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歯を失ったときの治療方法として特に人気があるのがインプラントです。
インプラントは長く使用できるイメージがありますが、永久に使えるわけではなく、寿命があります。
治療を受ける前に、あらかじめ寿命や長く使うために気を付ける点などを知っておくといいでしょう。
インプラントの寿命がどれくらいか、長く使うためのポイントは何かを解説します。

インプラントの寿命は?

インプラントにはさまざまなメリットがあります。
入れ歯やブリッジなどと比べて寿命が長いというのもメリットの1つです。
インプラントの種類や条件で違いはあるものの、一般的には10年前後で寿命を迎えるといわれています。

インプラントにはいくつかのパーツがありますが、10年というのは、インプラントの歯根にあたるインプラント体が外れるまでの年数です。
メンテナンスや日常の使い方に気を使うことで長持ちさせることも可能で、実際に40年近く使用した例もあります。

ちなみに、保険診療の入れ歯の場合は寿命が3~5年ほど、ブリッジの場合は7~8年ほどです。

インプラントは他の治療方法と比べて初期費用は高くなりますが、審美性に優れているうえに長く使うことができるため、メリットはかなり大きいといえます。

インプラントの寿命を長くするには?

五反田駅前歯医者 
インプラント治療を受けた後は、なるべく再治療が必要にならないよう長く使いたいと思うでしょう。
寿命を長くするにはどうしたらいいのでしょうか?

長く使えるようにするためにまず重要なのが歯科医院の選び方で、高度な技術がある歯科医院を選んでください。
歯科医師の技術力は一定ではなく、技術の高さやインプラント治療の実績数などが、インプラントの寿命に関わってくるためです。

技術がしっかりした歯科医院で治療を受けると、短命化のリスクを回避するため、長く使える傾向があります。

世界には数多くのインプラントメーカーがあります。
それぞれ特色があるため、どのインプラントメーカーを選ぶか、ということは重要です。
メーカーによって材質や形、コストなどに違いがあり、それが治療費にも反映されます。

世界的に大きなシェアを占めるメーカーであれば信頼性が高いのですが、安価なインプラントを作成するメーカーは精度が低いこともあるため注意が必要です。

安全性を確保できていない状態では、治療を受けることでかえって他の歯がダメージを受ける可能性もあるため、なるべくやめておきましょう。

なお、使用するインプラントメーカーや機器について、歯科医院のホームページで公開しているところもあるので、事前にチェックしておくといいでしょう。

インプラント治療後は、定期健診やインプラントのメンテナンスがあるため、定期的に通院するようにいわれます。
定期検診やメンテナンスは重要です。
噛み合わせが合わなかったり汚れが溜まってインプラント周囲炎になったりして、寿命が短くなってしまうこともあるのが理由です。

自分の歯であれば力をかけることである程度動くこともありますが、インプラントは固定されているため、噛み合わせの調整をするにはメンテナンスが欠かせません。
医師に直接診てもらう定期検診によって、インプラントの不調などを調整することができ、寿命を延ばすことが可能です。

定期検診で順調に使用できているか、何らかの異常やトラブルがないかなど、歯科医のチェックを受けましょう。
なぜなら、人によっては無意識の癖によってインプラントの寿命を縮めてしまうことがあるからです。
その代表といえるのが、歯ぎしりや食いしばりです。
インプラントにはクッションとなる歯根膜がありません。
そのため、自然歯と比べて衝撃に弱く、特に歯ぎしりや食いしばりは歯にかかる負荷が大きいため、寿命を縮めるリスクを高めてしまうのです。

人が噛む力は予想以上に強く、就寝中など無意識の状態にはかなり強い力がかかることもあります。
あまりに強い力がかかると、インプラントのパーツの一部が破損する可能性があります。
また、歯茎がダメージを受けてインプラント周囲炎の原因になることもあるでしょう。

歯に強い負荷をかける習慣がある場合には、歯科医に相談してください。
マウスピースを装着するなどの対策をすることで、負担を減らすことができます。

インプラントを維持するための定期検診ですが、一般的には年に3〜4回程度受けていれば十分です。
残りのメンテナンスはセルフケアとなるため、どれくらいしっかりとできるのかがインプラントの寿命を大きく左右する要素となります。

まず重要なのが、丁寧なブラッシングです。
そのうえで、歯の間に汚れが溜まらないよう、デンタルフロスや歯間ブラシなどの口腔ケアグッズを使用して口内の状態を清潔に保ち、インプラント周囲炎を防ぐことが大切です。

メンテナンス不足がインプラント周囲炎などのトラブルの原因となりやすいため、定期検診を受けるとともに日常のセルフケアも丁寧に行いましょう。

喫煙にも注意が必要です。
タバコを吸っているとインプラントは骨と結合しづらくなり、寿命が短くなる傾向があるのです。
タバコに含まれるニコチンによって血流が悪化し、免疫力の低下や唾液の分泌量の減少などの問題が発生します。
インプラントを埋入する手術を行ったとしても、非喫煙者より短命化のリスクは高めになるでしょう。

喫煙していてもインプラント治療を受けること自体はできます。
ただし、治療が終わるまでは禁煙し、トラブルを避けるためにも、治療を終えた後も可能な限り控える必要があります。

寿命になったインプラントはどうなる?

インプラントが寿命を迎えたとき、義歯である上部構造が欠けただけなら修理や交換で対応できることが多いです。

しかし、治療後10年以上経過してインプラント体が骨から抜けてしまった場合などは、もう一度インプラント治療をやり直す再治療が必要となります。

もし、インプラントがグラグラするなどして「寿命かも」と思ったら、歯科医院に行きましょう。

なお、歯科医院によっては、インプラント治療に対して5〜10年ほどの保証期間を設けていることがあります。
保証期間内であれば治療を受けた歯科医院にて無料で再治療してもらうことができるため、一度相談してみるといいでしょう。

ただし、保証の規約などにも記載されていますが、無料で保証されるのは定められたケアやメンテナンスをきちんと行っていた場合に限られます。

定期検診に行かない、メンテナンスを受けていないなど適切なケアを怠った場合には、保証適用外になることもあるので注意が必要です。

保証期間が過ぎてからでも、違和感がある場合は放置せずすぐに歯科医師に相談しましょう。

インプラントの不具合は自然に治ることはなく、放置すればするほど悪化します。

違和感を無視していると、違和感が傷みになってしまうでしょう。
また、歯茎もダメージを受けて、今後の治療にも影響が出てしまうことがあります。

再治療は最初の治療より費用がかかるケースもあります。
放置するほど費用も高くなる傾向があるため、注意が必要です。

定期健診に通って異常があればすぐに発見できるようにしておきましょう。
自分でも気になることがあれば、すぐに歯科医院に行くことが大切です。

まとめ

インプラントは、他の治療より寿命は長いものの10年前後で寿命を迎えてしまいます。
喫煙をしていたり適切なケアをしていなかったりするとさらに短くなるのです。
寿命を長くするには、高度な技術を持った歯科医の治療を受け、信頼できるメーカーのインプラントを使用して、しっかりとメンテナンスを行う必要があります。
寿命を迎えたとしても上部構造が壊れただけなら交換が可能です。
保証期間もあるため、歯科医院に相談しましょう。
東京品川区五反田周辺で矯正治療をご検討の際には、是非、当院にご相談下さい。
一人一人に合った治療方法をご提案させて頂きます。