インプラント

【品川区五反田でインプラント】インプラントがばれない工夫を教えます!!

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インプラントは、歯に埋入してしっかりと固定され、見た目が天然歯に近いのがメリットの1つです。
そのため、一見しただけではインプラントとはわかりにくいでしょう。
しかし、天然歯に近いとはいえ違いはあるため、インプラントであるとばれることが全くないわけではありません。
インプラント治療を受けたとばれないための工夫について、解説します。

インプラントはばれるもの?

インプラントは、インプラント体という主にチタンという金属でできた人工歯根と、上部構造というセラミックなどでできた歯冠部分が歯の代用となるのが特徴です。
インプラント体と上部構造はアバットメントというパーツがつないでいます。
上部構造の角度の調整などを行うのも、アバットメントです。

構造は天然歯に近く、金属部分が歯茎に隠れてしまううえに、上部構造は天然歯とほとんど区別できないため、インプラントであることが一目でわかることはまずありません。
ただし、わずかな違いからばれることはあるでしょう。

これほど見た目が天然歯に近いにもかかわらず、なぜばれてしまうのか疑問に思うかもしれません。
その原因として、インプラント治療のプロセスが挙げられます。

インプラント体を顎の骨に埋入したときは、骨とインプラント体が結合してしっかりと固定されるまで上部構造の装着を回避する必要があります。
しかし、歯間部分がない状態で過ごすのは不便であり噛み合わせもズレてしまうため、装着するまでの間は仮歯を入れておかなければなりません。
仮歯としてブリッジや入れ歯などを入れておくことで、歯がない状態にならずに済みます。
ただ、この仮歯の素材が問題です。
主にレジンで作られますが、白い素材ではあるものの天然歯とは見た目がかなり異なるため、外から見えたときに治療中であることがばれてしまうのです。

インプラント治療を終えた後は天然歯とほとんど同じ見た目になるため、治療をしたと一目でわかることは少なくなります。
しかし、治療後に歯茎が徐々に下がっていくと、埋入されているインプラント体が見えてしまうことがあるため、ばれる可能性が高まるでしょう。
治療後は定期的にメンテナンスを受けるようにしないと、インプラント周囲炎になって歯茎が下がり、埋め込まれたインプラント体が露出してしまいます。

上部構造はセラミックやジルコニアなどでできていて、天然の歯よりも汚れが付着しにくい特性があるため、色の変化によってばれることもあるでしょう。
天然歯に着色汚れが付着して変色すると、インプラントとの違いがだんだん浮き彫りになっていきます。

仮歯の装着中にばれない工夫

五反田駅前歯医者 
歯を失ったときの治療方法の中で、インプラントは天然歯との違いがかなりわかりにくいものの、既述したように、仮歯を装着しているときは比較的わかりやすくなるでしょう。
正式な上部構造と比較すると精密さが不足するため、わかりやすいかもしれません。
ただし、仮歯を精密に作成してくれる歯科医院の場合には、違和感を小さくできるでしょう。

また、ばれないように、治療中の過ごし方にも工夫が必要です。
口内は特に不自然さが目立ってしまうため、口をあまり大きく開けないようにすれば、ばれにくくなるでしょう。

仮歯はあくまで一時的に装着しているだけであるため、あまり強く接着しません。
粘着力のあるガムやキャラメルなどの食品を食べると外れてしまうこともあります。
歯科医師から注意事項を聞き、禁止されたものや避けた方が良いものは食べないよう注意してください。

なお、仮歯を使用すると治療費が加算されるため、コストを抑えるために使用しないという選択肢もありますが、歯がない状態になり、見た目でばれる可能性が高くなります。
インプラント体が固定される前にアバットメントに負担がかかったり、他の歯が隙間を埋めようと傾いてきたりする可能性もあるでしょう。

仮歯を使用しない、あるいは取れてしまった場合は、歯科医の注意事項をしっかりと守るようにしてください。

治療を終えた後にばれないための工夫

インプラント治療を受けた後は、治療内容に問題がなければ天然歯と見た目はほとんど変わらないため、治療を受けたことはわかりにくいでしょう。
しかし、上部構造に使用した素材によっては違和感が生じる可能性もあります。
どのような素材を使用するのか、前もって歯科医師によく相談してください。

上部構造はさまざまな素材から選択できるため、自由度が高いのがメリットです。
予算に合わせて使用する素材を選べます。
よく選ばれるのは、セラミックです。
「セラミック」とひと言で言っても幅広く、ジルコニアセラミックやハイブリッドセラミックなどがあります。

ジルコニアセラミックは人工ダイヤモンドともいわれるジルコニアを使用したセラミックで、強度の高さが特徴です。
ハイブリッドセラミックは、セラミックに歯科用のプラスチックであるレジンを混ぜたものです。
治療費が安価になるのがメリットといえます。

特に選ばれるのは、上部構造をすべてセラミックで作製する、「オールセラミック」という方法です。
セラミックのメリットを最大限に生かすことができますが、デメリットも同時に発揮されるため注意しましょう。

セラミックの特長は色調の再現性の高さです。
天然歯に近い色調を再現できるため、さまざまな素材の中でも、審美性に関しては大きな強みがあります。
また、天然歯が持つ透明感などの再現も可能であるため、装着時に見た目の違和感が最も生じず、インプラントであるとばれにくい素材であるといえるでしょう。

強度は高いのですが、衝撃に弱く割れてしまうこともあるため、使用する場所に気を付けなければなりません。
奥歯ではなく、なるべく前の歯に使用すれば長く使うことができるでしょう。
なお、セラミックにはe-maxやポーセレンなどの素材もあります。
これらの審美性は他のセラミックより高いものの強度が低いため、奥歯への使用は避けましょう。

ジルコニアセラミックは強度に関しては特に高く、奥歯にも使いやす素材です。
ただし、審美性は若干劣るため、前歯に使用すると見た目の違和感が生じます。
インプラントがばれないようにするためには、前歯に使用しないほうがよい素材といえるでしょう。

インプラントをしていることがばれやすくなるのは、破損したり外れたりしたときです。
インプラント治療の中でも上部構造の装着や交換は難易度が低く、過度な負担をかけなければトラブルになるような破損もあまり起こりません。
とはいえ、全くないわけではなく、装着してから時間が経過して外れたり欠けたりすることがあります。
さらに、噛み合わせが合わなくなることもあるでしょう。

上部構造は、あまりに強く噛んだり、歯ぎしりや食いしばりをしたりしたときなどに欠けてしまう可能性があります。

また、アバットメントが十分に締められていなかったり噛み合わせが悪かったりした場合は、上部構造の破損だけではなく、アバットメントが緩んで外れるなどトラブルが起こることがあるでしょう。
ちなみに、上部構造が外れた場合は洗って保管すれば、歯科医院で再び装着してもらえる可能性もあります。

噛み合わせは、上部構造の作製の精度が低かったり、他の歯とのトラブルで、均等な力がかからずに噛んでしまったりすると、不具合が生じることがあります。
噛み合わせが悪いと肩こりや頭痛などの原因になることもあり、インプラント周囲炎のリスクが増加するかもしれません。

このように、上部構造やインプラント体のトラブルなどがあると、インプラント治療を受けたことがばれやすくなります。
定期検診に通ってトラブルを未然に防ぎましょう。

まとめ

歯を失ったときの治療法の中で、最も天然歯に見た目や機能が近く違和感が少ないのはインプラント治療ですが、治療を受けたことがばれてしまうことはあるでしょう。
治療途中に仮歯を装着している時に、天然歯との違いでばれてしまうこともあります。
また、外れたときはインプラント体が見えてばれることもあるでしょう。
治療を終えた後も、上部構造の種類によっては天然歯との色味などの違いが原因でばれることもあります。
東京品川区五反田周辺で矯正治療をご検討の際には、是非、当院にご相談下さい。
一人一人に合った治療方法をご提案させて頂きます。