矯正歯科

【五反田で矯正歯科治療】矯正治療が延長する原因について語ってみた

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矯正治療は予定の期間を超えて長引くことが少なくありませんが、それには明確な理由が隠されています。
例えば、装置の装着時間が足りなかったり、定期的な通院が遅れたりすることです。
また、骨が動くスピードの個人差をはじめ、装置の破損、治療中の虫歯や歯周病の発症も期間が延びる要因となります。
今回は、それぞれの原因がもたらす影響について詳しく解説します。

なぜ矯正治療は予定通りにいかないのか

あと一息で終わるはずだった矯正治療が引き延ばされ、がっかりした経験のある人は案外多いのではないでしょうか。

長い時間を費やす矯正治療だからこそ、終わりの見えない不安に直面すると、モチベーションが下がってしまうのも無理はありません。
カウンセリングで「目安は2年」と言われると、カレンダー通りに24ヶ月後には完璧な歯並びになっている姿を想像してしまいがちでしょう。

しかし、人間の身体は機械とは異なり、プログラム通りには動きません。
提示される期間は、あくまでベストな条件が重なった場合のシミュレーションにすぎないのです。

では、なぜ予定が延びてしまうのでしょうか。
その主な理由は、日々の習慣や体質によるものと、治療中に起きる予期せぬトラブルの2つに大別できます。

順調に治療を完了させるためにも、ここでは治療が長引く代表的な5つの原因を紐解きながら、予定通りに治療を進めるための具体的な対策を詳しく紹介します。

主な原因とは

マウスピース型矯正、特にインビザラインを選択する方が増えた現代において、治療が遅れる最大の要因となっているのが「装着時間の不足」です。
「いつでも自由に取り外せる」という最大のメリットは、裏を返せば最大の弱点にもなりかねません。
本来、マウスピース矯正は、1日20時間から22時間以上の装着を前提として歯を動かす緻密な計算が組まれています。
そのため、食後や外出時のちょっとした付け忘れであっても、それが積み重なることで全体の進み具合に大きなタイムラグが生じてしまうのです。
当然、歯は予定通りの位置まで動いてくれません。

また、治療を長引かせるもう一つの盲点が「顎間ゴム」の使用不足です。
ワイヤー矯正やマウスピース矯正の途中では、上下の噛み合わせを整えるための小さな輪ゴムを、患者さま自身の手で毎日つけていただくしかありません。
歯科医師の指示通りに就寝時や日中など、指定された時間を守って使わなければ、いつまでも正しい噛み合わせが構築できないままになってしまいます。

ブラケットの変形・破折も、全体のスケジュールを遅らせる要因です。
ワイヤー矯正で特によく起こるのが、歯に接着している器具が外れてしまったり、ワイヤーが曲がったり折れたりするトラブルでしょう。
矯正装置は常に一定の弱い力をかけ続けることで歯を動かしているため、たった1箇所でも外れると、その歯だけでなく周囲の歯の動きにも悪影響が及びます。
人間の歯は元の位置に引き返そうとする性質があるため、壊れたまま放っておくと、せっかく動かした歯が逆戻りを始めてしまうのです。
トラブルが起きたとき、すぐに歯科医院へ足を運べば遅れはごくわずかで済みます。
しかし、次の予約まで放置してしまうと、進行がストップするどころかマイナスからの再スタートになりかねません。
一度戻ってしまった歯を再び元の位置まで動かし直すリカバリーが必要になり、結果的に数ヶ月の治療延長へとつながってしまうのです。

矯正治療の途中で虫歯や歯周病にかかってしまうことも、期間が予定を超えてしまう大きな原因です。
矯正装置をつけている間は口の中のケアが難しく、どうしても衛生状態が悪化しやすくなります。
とりわけ固定式のワイヤー矯正は隙間や装置の周りに汚れが残りやすく、虫歯や歯茎の腫れを招く原因になりかねません。
万が一、深刻な虫歯や重度の歯周病が発症した場合は、歯を動かすプロセスを一時的にストップする必要があります。
負担をかけたままだと歯の土台に致命的なダメージが及び、最悪の場合は歯が抜けてしまうリスクがあるためです。
こうした事態を防ぐためには、一度矯正装置を撤去して一般的な歯科治療や根管治療を先行させる必要があり、これが大幅なタイムロスを引き起こします。

また、虫歯を治療して大きな被せ物を入れると、歯の形そのものが変わってしまいます。
そうなると、今まで使っていたマウスピースが入らなくなったり、ブラケットの位置を調整し直したりしなければなりません。
状態が変われば治療計画そのものの再設計(再クリンチェック)を余儀なくされ、数ヶ月単位での治療期間の延長が確定してしまうのです。

一方で、ドクターの指示通りに装置をつけ、こうしたトラブルを回避していても、なお進行が遅れる場合があります。
その背景にあるのが、人間の身体が持つ「生物学的な個人差」です。
矯正治療は、歯に力が加わることで進む方向の骨が削られ、後ろ側のスペースに新しい骨が作られるという、骨の代謝を利用して歯を動かしています。
しかし、この新陳代謝のスピードには生まれつき個人差があるのです。
一般的には10代の成長期にある若者ほど代謝が活発で歯が動きやすいものの、年齢を重ねるにつれて、骨の入れ替わるスピードは少しずつ緩やかになっていきます。

加えて、顎の骨の硬さや歯の根っこの長さ、形もまさに十人十色であるため、歯の動き方に大きく影響します。
骨が非常にしっかりしている方や、歯の根が長くてタフな方は、予定よりも歯が動くのに時間がかかってしまうケースが少なくありません。
これらは事前のレントゲンやCT検査である程度は予想できますが、実際に歯を動かしてみないと分からない部分も多いため、途中で計画を作り直す一因になります。
このように、矯正治療は定期的なチェックと細かな調整を重ねながら、一歩一歩進めていくプロセスそのものなのです。
ワイヤー矯正なら3~4週間に1回、マウスピース矯正でも数ヶ月に1回は、歯科医師によるチェックと装置の調整、あるいは新しいマウスピースの受け取りが欠かせません。

予約の日に急な用事が入ってキャンセルしてしまうと、次の予約がなかなか取れず、気がつけば1ヶ月以上先になってしまうこともあるでしょう。
矯正装置は歯に力をかけて少しずつ動かしていくための仕組みですが、実は一定期間を過ぎると、それ以降は力を発揮しなくなってしまいます。

調整のタイミングで通院できない状態が続くのは、歯が全く動かない無駄な期間を自ら作り出していることにほかなりません。
このスケジュールのズレを数回繰り返すだけで、全体の治療期間は簡単に半年、あるいは1年と延びていってしまいます。

治療を予定通り終わらせるための鉄則

五反田駅前歯医者 
治療期間が延びる原因がはっきりしているということは、それらを徹底的に避けることで、治療を限りなく予定通りに終わらせられるということでもあります。
心がけ次第では予定より早く完了する可能性もあるため、ここからはぜひ意識していただきたい「3つの鉄則」を見ていきましょう。

まず1つ目に挙げられるのが、徹底した自己管理です。
マウスピースやゴムの装着時間は、スマホのリマインダーや専用アプリを活用しながら、指定された時間を1分でも長く死守する意識が大切になります。

2つ目は、トラブルが起きたときにすぐ動くことです。
器具の脱離や浮き、我慢できないほどの痛みといった異変があれば、次の予約日を待たずにできるだけ早く歯科医院へ連絡してください。

そして3つ目は、毎日のホームケアを怠らない姿勢です。
矯正用のタフトブラシやデンタルフロス、マウスウォッシュなどをフル活用し、絶対に虫歯を作らない環境を整える必要があります。
毎食後に丁寧なブラッシングを行い、お口の中に汚れを残さない習慣をつけておけば、虫歯によって治療がストップしてしまうような事態は十分に防げるはずです。

まとめ

矯正治療は期間が延長しやすい一面もありますが、延長を防ぐために大切なのは患者さまと歯科医師の二人三脚による徹底した自己管理と迅速なトラブル対応です。
体質による歯の動きの遅さは避けられませんが、装着時間を守って毎日セルフケアを丁寧に行い、予定通りに通院するだけでほとんどのタイムロスはカットできます。
きれいになった未来の笑顔を思い浮かべながら、日々の小さな努力を積み重ねていきましょう。
東京品川区五反田周辺で矯正治療をご検討の際には、是非、当院にご相談下さい。
一人一人に合った治療方法をご提案させて頂きます。