虫歯はどうしてなるのか?
みなさんこんにちは。
五反田駅徒歩0分の歯医者「五反田駅前歯医者」です。
虫歯はどうしてなるのか?
という事についてお話したいと思います。
口の中には虫歯菌が住んでいます。
虫歯菌の数は人それぞれ異なりますが、必ず誰でも虫歯菌はいます。
虫歯菌は歯の隙間などに残った食べかすを食べて糖分を分解し、ネバネバした汚れを作ります。
それがプラーク(細菌)です。
長い時間歯を磨いていないと歯の表面がざらざらしてきますよね?
このネバネバしたものがプラークです。歯に定着してこびりついてしまいます。
そう考えるとざらざら、ネバネバして歯に付着しているものが
細菌だと分かるととても気持ち悪いし怖いですよね、、、
虫歯になってしまうメカニズムを詳しく見ていきましょう。
歯が溶ける→溶けるのが止まる→再び固まるというメカニズムです。
食べ物が口に入ると、口腔内の細菌が糖をエネルギーにして2〜3分でプラークがどんどん増え、
虫歯菌の原因となる酸を作り、歯を溶かしてしまいます。
これを脱灰(だっかい)といいます。
このようにして虫歯はできてしまうのです。
ですが口の中には唾液という救世主がいます。
口の中には常に唾液が流れていて歯に着いた汚れを洗い流しています。
唾液は虫歯菌によって作り出された酸を中和し、脱灰した歯を修復する役割があります。
これを再石灰化(さいせっかいか)といいます。
虫歯ができないお口の中はこの脱灰と再石灰化のバランスがとれている状態です。
しかしなんらかの原因でこのバランスが崩れて歯が溶けてしまい虫歯になってしまいます。
虫歯になってしまう原因で1番多いとされている事
1、磨き残し
歯磨きをしていても虫歯になってしまうという方は磨き残しが原因の可能性があります。
磨く時間が短かったり、磨く回数が少なかったり歯垢がしっかりと除去できていない可能性があります。
見落としがちなのは歯の溝や、歯と歯茎の境目や、歯と歯のあいだの汚れです。
2、間食が多い
食事をすると虫歯菌は酸を作り歯を溶かしてしまいます。
間食をたくさんする人や甘いものをたくさん摂る習慣があると再石灰化が追いつかず虫歯になってしまいます。
細菌は糖分を栄養にしているのでとにかく砂糖の取り過ぎには注意しましょう。
3、虫歯菌の数が多い
一人一人虫歯菌の数は違います。
虫歯菌は元々生まれた時から口の中に存在するものではなく家族と同じ箸やスプーンを共有することで親から子へと虫歯菌が移ってしまうのです。
3歳までに移らなければ増えないとも言われています。
これらの原因が最も多いとされている虫歯の原因です。
なかなか気をつけるのは難しいですが、出来る範囲で気をつけていきましょう。
やはり最終的にはお口の中の細菌をいかに減らせるかということが大切になっていきます。
歯磨きだけでは取りきれない汚れや磨き残しが出てきてしまうので、歯のクリーニングは必須です!3ヶ月に一度クリーニングを行うことが理想です。
当院でも歯のクリーニングを歯科衛生士が丁寧にやらせていただきます。
歯の磨き方などの指導もしっかりやらせていただきますので一緒に虫歯のない歯を目指しましょう!