30代男性 奥歯の詰め物を取り外し「セラミック」で美しく修復した症例
BEFORE
AFTER
年齢・性別 | |
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診療種別 | 自由診療 |
治療期間の目安 | - |
治療回数の目安 | - |
治療費総額の目安 |
ご相談内容
「笑うと奥歯の金属が見えるのが気になるので、治したい」とご相談いただきました。
以前、別部位の詰め物が取れた際に当院のセラミック治療にご満足いただいたことから、今回ご来院されました。
カウンセリング・診断結果
拝見したところ、右上奥歯2本(第1小臼歯/4番、第2小臼歯/5番)に金属の詰め物が装着されており、大きく口を開けたときに目立ちやすく、審美性が損なわれていました。
また、経年変化で金属が溶け出し歯や歯ぐきが黒っぽく変色したり、金属アレルギーを引き起こしたりする可能性もあるため、金属の詰め物を取り外して新しい詰め物を作製する必要があると診断しました。
患者様は「虫歯にならないようにしたい。また、見た目もよくしたいので白い材料で治したい」と希望されました。
行ったご提案・治療内容
新しい詰め物の素材として以下の2種類を提案したところ、患者様は白さが長持ちすること、耐久性があって劣化しにくく虫歯予防につながること、素材が滑らかなことなどの理由から①を選択されました。
①自費:白い陶製の材料で天然の歯と同じような色合いで審美性の高い「セラミック」
②保険:コンピューターで詰め物や被せ物を設計、作製する「CAD/CAM」という技術を用いて歯科用プラスチックにセラミックの粉末を混ぜた「ハイブリッドレジン」
まず、お口全体のクリーニングをしたあと、古い金属の詰め物を取り除いて形を整えてからレーザーなどの光によりお口の中で直接、歯の位置や噛み合わせ、歯の色を計測する歯型取り「光学印象」を行いました。
光学印象は嘔吐反射のある患者様にも不快感が少ないうえ、型取りにかかる時間の短縮と患者様の負担を軽減することが可能です。
その後、完成したセラミックの詰め物を装着し、治療を終了しました。
この治療のリスクについて
・治療後に正しい歯磨きやメンテナンスを怠ると、虫歯が再発する場合があります
・装着に際し、天然歯を削る必要があります
・硬い素材の場合、他の天然歯を傷つけることがあります
・噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、セラミックが割れる可能性があります
・一部の治療を除き、自費診療(保険適用外治療)です