− よくある質問(顎関節症) −

顎関節症治療のよくある質問

Q1:口を開けると顎が痛いです。何が原因なのですか?

【ANSER】
日中や就寝中の歯ぎしりや食いしばりなどが原因で顎の関節に負担がかかっている可能性が高いです。

Q2:就寝中歯ぎしりをしているみたいなのですが、止めることはできますか?

【ANSER】
止めることは難しいです。歯ぎしりにより歯や顎の関節にかかる負担を減らす事はできます。
また「自己暗示療法」と言って、自分自身に歯ぎしりをしないように言い聞かせてたり、紙に書いたものを寝る前に見るなどする事で歯ぎしりを予防する事は可能です。

Q3:そもそも何で歯ぎしりをしてしまうのでしょうか?

【ANSER】
日中の疲れ、ストレスや噛み合わせ等、原因は様々です。

Q4:口を開けると顎が痛いのは治りますか?

【ANSER】
多くは治療により治ります。
顎の関節は頭蓋骨と下顎の骨の関節から出来ています。
歯ぎしりや食いしばりにより、頬の筋肉が収縮すると頭蓋骨と下顎の骨が互いに強い力で引っ張られます。顎の関節の間の隙間には関節円板というクッションがあります。
歯ぎしりや食いしばりにより、関節円板が潰されたり、異常な位置に移動してしまう事で、顎の痛みが出たり、口を開けにくくなったり、顎の関節あたりがガリガリ、ジャリジャリ音が鳴るようになります。
それがいわゆる顎関節症です。

Q5:顎関節症と診断されましたがどうやって治療するのですか?

【ANSER】
まずは疲れやストレスを緩和する事と自己暗示、及び口の大きな開閉を避ける事を前提として、前述した(Q4参照)とおり関節が異常な力で潰されたりしてしまっていることが原因のケースがほとんどなので、就寝時もしくは日中にマウスピースを装着していただく事で、顎の関節にかかる負担を減らします。
マウスピースを装着する事で、その厚みの分だけ顎の関節が潰され無いようになる仕組みです。
痛みが強く口の開閉も辛いようであれば鎮痛剤の処方も必要です。
それでも難しい場合には顎の関節に注射をしたりと様々な治療方法もあります。
また、歯並びが原因により顎に負担がかかる場合には歯列矯正も提案致します。
被せ物の高さなどが合っていない場合には被せ物の治療も必要になる場合がございます。

Q6:顎関節症の治療用のマウスピースはいくらくらいかかりますか?

【ANSER】
保険治療で3,000円程度です。

Q7:顎関節症って何ですか?どういう病気?

【ANSER】
顎の関節や周りの筋肉に負担がかかって、痛みや口の開けづらさ、音が出るなどの症状が出る病気です。

Q8:急に症状が出た場合どうすればいいの?

【ANSER】
まずは顎を無理に動かさず安静にして下さい。痛みが強い場合は冷やすと楽になります。できるだけ早めに受診しましょう。

Q9:年齢や性別に特徴がある?

【ANSER】
10代後半~40代の女性に多く見られますが、男性や年配の方にも起こります。

Q10:放っておいても治ることはありますか?

【ANSER】
軽い場合は自然に良くなることもありますが、再発や悪化することもあります。早めに原因を確認して、顎の使い方を整えると再発を防ぎやすくなります。

Q11:子どもや学生でも顎関節症になりますか?

【ANSER】
はい,なります。最近はスマホやゲームなどで姿勢が悪くなったり、勉強中の食いしばりなどで若い方にも増えています。

Q12:顎が痛いのは全部顎関節症ですか?

【ANSER】
必ずしもそうではありません。筋肉の疲れや歯の痛み、炎症などが原因のこともあります。顎関節症かどうかは診察で噛み合わせなどを確認して判断します。

Q13:どの科(歯科・口腔外科・整形外科)に行けばいいの?

【ANSER】
顎関節症は「歯科」または「口腔外科」が専門です。関節や筋肉、噛み合わせなどを総合的に診ることができます。

Q14:片側だけ痛いのも顎関節症?

【ANSER】
はい、片側だけの症状もよくあります。片方に負担がかかる噛み癖や、片側の筋肉の使いすぎが原因になることがあります。

Q15:顎がカクカク鳴るのですが大丈夫ですか?

【ANSER】
音だけで痛みがない場合は、すぐに心配はいりません。
ただし、関節円板という“クッション”のズレが原因のことが多く、悪化すると口が開けづらくなることもあるため、経過観察や早めの相談がおすすめです。

Q16:音だけして痛みがない場合も治療した方がいいですか?

【ANSER】
痛みがなければ経過観察で問題ないことが多いです。
ただし、カクカク音が続く・大きく口が開けにくいなどがある場合は、早めに診てもらう方が安心です。

Q17:どうやって顎関節症と診断されるのですか?

【ANSER】
お口の動き・関節の音・筋肉の触診などを丁寧に確認して診断します。
必要に応じてレントゲンやCTを撮影し、関節や骨の状態を確認することもあります。

Q18:レントゲンやCTは必要ですか?

【ANSER】
痛みが強い・開口制限がある・外傷の既往がある場合などには、骨や関節の状態を確認するために撮影します。

Q19:マウスピースは本当に効果があるの?

【ANSER】
多くの患者さんで症状の軽減が見られます。
歯ぎしりや食いしばりによる関節や筋肉への負担を減らし、関節の安静を保つ効果があります。

Q20:マウスピースはずっと使わないといけないのですか?
薬で治すこともできるのですか?

【ANSER】
お薬で痛みや炎症を一時的に抑えることはできますが、根本的な治療にはなりません。顎関節症の原因は「関節や筋肉への負担」なので、薬は補助的に使いながら、噛み合わせや生活習慣の改善が大切です。

Q21:マッサージやストレッチは有効ですか?

【ANSER】
はい、有効な場合があります。顎の筋肉がこっているタイプの顎関節症では、軽いマッサージやストレッチが筋肉の緊張をやわらげます。ただし、やり方を間違えると悪化することがあるので、歯科医院で正しい方法を指導してもらうのがおすすめです。

Q22:ボトックス注射が効くのは本当ですか?

【ANSER】
筋肉の過緊張による(食いしばり・歯ぎしり・筋肉痛など)には有効な場合があります。ボトックス注射により咬筋の力を一時的に弱めることで、関節や筋肉への負担を減らす治療法です。

Q23:矯正治療をすると効果がありますか?

【ANSER】
噛み合わせに明らかなズレがある場合は、矯正治療で改善するケースもあります。ただし、全ての顎関節症が嚙み合わせだけで起きているわけではありません。矯正の前に、関節や筋肉の状態をしっかり評価することが大切です。

Q24:治るまでにどれくらい時間がかかりますか?

【ANSER】
症状の程度や原因によって異なりますが、軽度なら数週間~1カ月程度で改善することが多いです。慢性化している場合は数カ月以上かかることもあります。日常生活での顎への負担を減らすことで治りが早くなります。

Q25:すぐに良くなる方法はないの?

【ANSER】
残念ながら「即効で完治する方法」はありません。ただし、痛みを和らげる方法(安静・冷却・消炎鎮痛薬・スプリント治療)を組み合わせることで、早く楽になることはできます。根本的な治療には少し時間が必要です。

Q26:痛みが改善してもマウスピースは使い続けるの?

【ANSER】
症状が落ち着いた後も、食いしばりや歯ぎしりの癖が続いている場合は、夜間のみ使用を続けることをおすすめします。ただし、状態が安定していれば中止や間隔をあけることもできます。定期的に再評価を行います。

Q27:一度治っても再発しますか?

【ANSER】
再発することはあります。特にストレスや生活習慣が変わったとき、また食いしばりが戻ったときに症状が再燃しやすいです。正しい顎の使い方を覚えておくことが予防になります。

Q28:途中で治療をやめたらどうなりますか?

【ANSER】
症状が一時的に軽くなっても、原因が残っていると再発することがあります。特にスプリント療法や生活指導は継続が大切です。医師と相談しながら、状態を確認して終了のタイミングを決めましょう。

Q29:頬杖やうつぶせ寝はやめた方がいいですか?

【ANSER】
はい、やめた方が良いです。片側に圧力がかかることで顎の位置がずれたり、筋肉のバランスが崩れたりします。寝る姿勢や日中の姿勢を整えることも治療の一部です。

Q30:口を開けるときに気を付けることはありますか?

【ANSER】
無理に大きく開けないことが大切です。あくびの時も手で支えて、ゆっくり開けるようにしましょう。また、開閉時に顎が片方にズレる方は、正しい動かし方の練習(開口訓練)を行うと改善しやすくなります。

Q31:ストレスで悪化することはありますか?

【ANSER】
はい、あります。ストレスがかかると無意識に食いしばったり、筋肉が緊張した状態が続くことで顎関節や筋肉に負担がかかります。その結果、痛みや開けづらさが悪化することがあります。リラックスできる時間を作ることや、ストレスコントロールも治療の一部です。

Q32:顎関節症の治療は保険適用されますか?

【ANSER】
はい、多くの顎関節症の治療は健康保険が適用されます。診察、レントゲン、マウスピース、治療、投薬、理学療法などが対象です。ただし、美容目的の治療や特別な矯正など、一部は自費になる場合もあります。

Q33:噛み合わせは同じなのに、なぜ急に症状が出るの?

【ANSER】
噛み合わせ自体が変わっていなくても、筋肉や関節の使い方・ストレス・睡眠不足などで負担のバランスが崩れると、急に症状が出ることがあります。「使い方の変化」や「一時的な筋肉疲労」がきっかけになるケースが多いです。

Q34:マウスピースは保険で作れますか?

【ANSER】
はい、保険で作ることができます。顎関節症の診断があり、治療目的で使用する場合は健康保険の範囲内で作製可能です。自費のものとの違いは、材料や形態の自由度、調整方法などにありますが、保険のものでも十分な効果が期待できます。

Q35:歯が抜けたままにしていると顎関節に影響しますか?

【ANSER】
はい、影響します。歯が抜けたままだと噛む位置や力のかかり方が変わり、顎の関節に偏った負担がかかります。その状態が続くと、関節や筋肉のバランスが崩れ、顎関節症の原因や悪化につながることがあります。早めに補綴(ブリッジ・インプラント・義歯)で噛み合わせを整えることが大切です。

Q36:TCHってなに?

【ANSER】
TCHとは「Tooth Contacting Habit(歯列接触癖)」の略です。これは、食事や会話以外の時間に、上下の歯を持続的に軽く接触させてしまう癖のことです。歯ぎしりよりも弱い力ですが、長時間続くことで顎関節や筋肉に大きな負担をかけます。意識して「歯と歯の間に少しすき間を作る」習慣をつけることが、治療にも予防にも非常に効果的です。

五反田駅前歯医者の顎関節症治療の特徴

五反田駅前歯医者 院長 大木 烈

まずは就寝時や日中に装着するマウスピースの製作を提案させていただきます。多くの患者様が治療により効果が出ますが、効果が出ない場合には提携大学病院の昭和大学歯科病院の顎関節症科をご紹介致します。
噛み合わせや歯並びに原因がある場合には矯正の専門ドクターと連携し、治療提案いたします。


五反田駅前歯医者
歯学博士
国際インプラント学会専門医
院長 大木 烈