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【五反田の歯医者】セレック治療のメリットとデメリットについて解説します

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近年急速に広まっているセレック治療ですが、セレック治療についてよく知らない人や「初めて聞いた」という人も多いでしょう。

セレック治療は、セラミックの補綴物が最短当日にできるという治療です。

セレック治療のメリットとデメリットについて、解説します。

セレック治療のメリット

セレック治療は、多くの人が利用している治療ですが、具体的にはどのようなメリットがあるのでしょうか?

セレック治療のメリットについて、解説します。

セレック治療は、ドイツの世界的歯科機器メーカーのシロナ社が開発した、セレックというCAD/CAMでセラミックを加工するシステムを使用する治療です。

コンピュータで歯型のデータを取り込み、デザインして出力します。

出力されたデータに従って、機械でセラミックブロックを削りだして補綴物を製作するため、従来のセラミックを焼成して製作する方法と比べて非常に早く出来上がります。

最短で、当日中に完成するのです。

補綴物を作成する場合、通常は型を取る時と出来上がった補綴物を装着する時の最低2回は歯科医院に通う必要があります。

しかし、セレック治療なら1回で終わらせることができるため、何回も通う必要がありません。

セレック治療で製作するのは、セラミック製の補綴物です。

セラミック製の補綴物は、見た目が自然な白さであり仕上がりも美しく、天然歯に近い見た目となり違和感がありません。

また、セラミックは見た目が美しいだけではなく、生体親和性にも優れています。

体にも優しく、拒否反応を示すことはまずありません。

歯にもフィットしやすいため、使用感にも優れています。

金属は一切使用しておらず、金属アレルギーを起こすことはありません。

金属アレルギーの方は、治療に使用する機器も変更する必要があるため、きちんと歯科医師に申告してください。

一般的な銀歯などの金属製の補綴物やレジンなどと比べると、セレック治療の補綴物は長く使用できる点もメリットです。

使用可能な期間の平均は、レジンが5年、銀歯が7年なのに対し、セレック治療の場合は10年以上使うことができるといわれているのです。

また、セレック治療と同じくセラミックを使用する治療はほかにもありますが、セラミックは歯と同等の硬度を持つため、噛み合わせの際に歯を痛めにくく、補綴物が壊れる可能性が低いというメリットもあります。

セラミックの補綴物を使用するセレック治療は、虫歯の再発防止にもなるというメリットもあります。

金属製の補綴物と比べて、セラミック製の補綴物は歯に接着しやすいため、隙間ができにくいのです。

さらに、セレック治療の場合は3D光学カメラで歯の形状などを精密にスキャンしてデータ化するため、補綴物を高い精度で製作できます。

補綴物と歯の間に隙間がほとんどないため、虫歯の原因菌が侵入できず虫歯が再発する可能性が低くなるのです。

加えて、セラミックの表面は天然歯や銀歯などと比べて、細菌が繁殖する原因となるプラークが付きにくいという特徴があります。

プラークが付きにくい分、虫歯の原因菌も増えにくいため、再発しにくいのです。

補綴物を製作する際、従来の方法では歯型を取って必要な補綴物の形状を把握していました。

しかし、歯型を取るために使用する印象材が苦手、という人も少なくありません。
セレック治療の場合は印象材を使用しないため、苦手な人でも安心できるでしょう。

セレック治療で歯の形状などを把握する際は、3D光学カメラでスキャンします。

データを直接コンピュータに取り込んで、デザインをしてセラミックブロックを削り、補綴物を製作するのです。

また、セレック治療で使用するセラミックは、レジンのように水分を吸収することはなく、銀歯のように酸化することもないため、変色しない点もメリットです。

白さを保ったまま、長い間使用できます。

セレック治療は、通常のセラミック治療と同じく保険が適用されない自由診療となります。

ただし、セラミック治療とは違って歯科技工士に依頼して製作する必要がないため、治療費が安価である点がメリットです。

以上のように、セレック治療には多くのメリットがあります。

メリットを求めて、多くの人が選択するようになっているのです。

他の補綴物とのメリットを比較して、治療を受けるか考えてみましょう。

セレック治療のデメリット

セレック治療には多くのメリットがありますが、デメリットも少なからずあります。

セレック治療には、どのようなデメリットがあるのでしょうか?

具体的なデメリットについて、解説します。

まず挙げられるメリットが、歯の削る量の多さです。

セラミック製の補綴物は、銀歯などの金属製の補綴物と比べると、歯を多く削ります。

耐久性を高めるためには一定以上の厚さが必要なので、歯を多く削ることになるのです。

セレック治療では歯にぴったりと合うように形成されますが、厚みがある程度なければ壊れやすくなってしまうため、厚みを確保するために歯を削らなければなりません。

虫歯の治療で歯を大きく削った場合は、厚みを確保しやすくなります。

また、セレック治療は対応できないケースもあります。

例えば、補綴物の中でもブリッジに関しては、適合性や接着性の問題でセレック治療ができません。

他にも、対応できないケースがあります。

たとえセレック治療を希望していても、口内の状態によっては対応できず、他の治療を勧められることがあるので、注意してください。

セレック治療で使用するセラミックは耐久性が高いものですが、陶器なので一定以上の力が加わると破損してしまう可能性があります。

特に、衝撃に弱いため注意しましょう。

前歯に装着した場合は、スポーツで他の人とぶつかったりボールが当たったりしたことで、破損することがあります。

奥歯に装着した場合は、歯ぎしりや食いしばりで割れるかもしれません。

ただし、セレック治療では補綴物を製作したときのデータが、きちんと保存されています。

歯に破損などがなければ、以前のデータを使用してまたすぐに製作することが可能です。

セレック治療の注意点

セレック治療を受けるときは、いくつかの点に注意が必要です。

まず、治療を受ける前はきちんとカウンセリングを受けてください。

セラミック治療は審美性が高いのですが、噛み合わせに問題があるといくらきれいにしても問題があるため、悩みを全て話して解決策を相談しましょう。

治療を受けるときは、天然歯の色とセラミックの色の違いに注意しましょう。

セラミックは歯の色に近いとはいえ、やはり若干の違いはあります。

自分の目で色味の違いを確認し、違和感がないか判断してください。

治療後にも、注意が必要な点があります。

セラミックの補綴物は、治療後にもきちんとケアをしなければ長く使うことができません。

セラミックは虫歯の再発防止になりますが、絶対にならないというわけではないので注意が必要です。

セレック治療を受けた後も、歯磨きは毎日丁寧に行ってください。

また、治療した歯が再び虫歯になった時は補綴物を交換しなくてはならないので、定期的に歯科医院で検診を受けましょう。

まとめ

セレック治療は、1日で製作することができ、審美性にも優れている治療です。

金属アレルギーの心配もなく、虫歯が再発する可能性も低くなるなど、多くのメリットがある治療ですが、金属製の補綴物と比較して歯を削る量が多くなってしまったり、適用できないケースがあったりするなど、デメリットもあります。

治療を受ける前にメリットやデメリットを把握し、注意点などもきちんと守りましょう。

東京都品川区五反田周辺で矯正治療をご検討の際には、是非、当院にご相談下さい。

一人一人に合った治療方法をご提案させて頂きます。