矯正歯科

【品川区五反田の矯正歯科】矯正治療中の外食はこんな感じで頼みます

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

歯列矯正を始めると、装置が壊れたり食べ物が挟まったりするのではないかと不安になるあまり、外食を敬遠するケースが散見されます。
しかし、そんなに身構える必要はありません。
メニュー選びのコツや注文時のちょっとした工夫さえ知っていれば、矯正中であってもこれまで通りに食事の時間を満喫できます。今回は、矯正治療中に外食を心から楽しむためのポイントと注意点を詳しく解説します。

矯正治療中でも外食はできる

ワイヤー矯正やマウスピース矯正を始めると、日常生活のあらゆるシーンで自分の歯を意識するようになるものです。
特に、友人からの誘いや会社の飲み会、お出かけといった外食の機会に対して、どうしてもブルーな気持ちになってしまう方は少なくありません。
「硬いものを噛んで装置が外れたらどうしよう」「ワイヤーに食べ物が挟まったら恥ずかしい」「外食先でマウスピースの着脱や歯磨きができるかな」といった懸念は、矯正経験者の誰もが一度は通る道です。
しかし、せっかくの美味しい食事や楽しいコミュニケーションの場を、矯正だけを理由に諦めてしまうのはもったいないと言えます。

結論から言うと、矯正中でもメニューの選び方や頼み方の工夫次第で、どんなジャンルの外食であってもスマートに楽しむことは十分に可能です。
ここからは、外食のジャンル別おすすめメニューから、注文時のちょっとしたコツ、そしてバッグに忍ばせておくと安心な秘密のアイテムまで一挙にご紹介します。

具体的なメニューを検討する前に、矯正装置(特にワイヤーやブラケット)にとって天敵となる要素を確認しておきましょう。
大前提として、硬いものや「噛みちぎる必要があるもの」が含まれていると、装置が外れるリスクが高まることを念頭に置いてください。
前歯で強く挟んで噛みちぎろうとしたり、奥歯で硬いものをバリッと咀嚼したりした瞬間が、ブラケットが外れてしまう直接の原因になります。
出先で装置が外れてしまうと、ワイヤーが粘膜に刺さって強い痛みを引き起こし、せっかくの楽しい時間が台無しになりかねません。
そうしたトラブルを防ぐ意味でも、厚切りステーキやフランスパン、お煎餅をはじめ、軟骨やリンゴの丸かじりは我慢するのが賢明です。

また、粘着性があって装置にへばりつくものも、器具の変形や虫歯のリスクに直結するため、お餅やキャラメル、ガム、粘り気の強いお団子などは控えましょう。
これらは装置と歯の隙間に強固に入り込み、引っ張られた拍子にワイヤーを歪ませてしまう恐れがあるためです。

さらに、自宅で行うような念入りなブラッシングを外出先のトイレなどで行うのは、スペースや時間の都合上、なかなか難しい面もあります。
どうしても装置の周りに糖分が残りやすくなってしまうため、虫歯の進行リスクを高めてしまうのが厄介なところです。

加えて、繊維質で装置に絡まるものや、器具に着色してしまう食べ物も、矯正中の大敵と言えます。
これらは想定以上にワイヤーに巻き付きやすく、会話の途中に相手から丸見えになってしまい、非常に気まずい思いをするケースが少なくありません。
特に警戒すべき食材として、ほうれん草やえのき茸、ネギ、水菜などの繊維質な野菜類、およびカレーやトマトソースなどの濃色ソースが挙げられます。
なかでもカレーのスパイスは非常に強力で、装置の透明なゴムを一瞬にして黄色に変色させてしまいます。
歯科医院でのゴム交換の直前なら食べてもセーフですが、そうでないなら外出先で頼むのは絶対に避けておきましょう。

実際におすすめのメニューと頼み方

五反田駅前歯医者 
主な注意点について解説してきましたが、実際の外食シーンで何を選べばいいのかは、お店のジャンルによっても異なります。
例えば、華やかなディナーや会合で選ばれやすいイタリアンやフレンチは、意外にも矯正治療中の食事に適したジャンルです。

特におすすめなのがパスタ系で、カルボナーラやクリームパスタ、ボロネーゼなどが安心です。
ただし、ボロネーゼはトマトソースによる器具への着色に少し注意を払う必要があります。
麺の種類を選べるなら、ペンネやリガトーニといったショートパスタにするのが大正解です。
ロングパスタ特有のワイヤーへの絡みつきが発生しないため、ストレスなく楽しめるでしょう。

メイン料理では、白身魚のポワレ、アクアパッツァ、長時間煮込まれたロールキャベツや煮込みハンバーグなどが適しています。
サイドメニューには、マッシュポテトやポタージュスープ、カプレーゼなどが最適です。
モッツァレラチーズは食感が非常に柔らかいため、ブラケットへの負荷を最小限に抑えられます。

お肉料理を頼む際は、「あらかじめ厨房で一口サイズにカットして持ってきていただくことは可能ですか?」とお店の人に聞いてみると良いでしょう。
ナイフとフォークがあっても、お店の照明が少し暗かったりすると、自分で細かく切り分けるのに苦戦する場合があります。
しかし、最初から小さく切ってもらえばその心配は一切なく、前歯を使わずに奥歯へ直接放り込めるのでとても食べやすくなるはずです。

一方、多彩なメニュー構成を持つ和食や居酒屋は、治療中の状態に合わせて柔軟に食事をコントロールできる点が優れています。
定番の出し巻き卵をはじめ、冷奴や湯豆腐といった豆腐料理、茶碗蒸し、つくねなどが特におすすめです。
つくねはタレ・塩どちらを選んでも食感が柔らかいため、装置を気にせず安心して食べられます。

魚料理なら焼き魚やお刺身などがぴったりですが、マグロやタイといった一般的な鮮魚は問題ないものの、タコやイカなど過度に弾力性のある食材は避けたほうが無難です。

また、食事の締めには雑炊やうどんが最適であり、特にうどんに関しては、通常よりも長めに煮込んでもらうよう要望すると、格段に食べやすくなります。

サラダを注文する際は、繊維質の強い水菜やほうれん草を避け、レタスやトマト中心の構成に変更可能か聞いてみるといいでしょう。
さらに、トッピングとして乗っていることが多いナッツやフライドオニオンを、別皿にしてもらえるよう頼むこともポイントです。

一方、中華料理はとろみのついたメニューが多く、全体的に食材が柔らかく調理されているため、実は矯正中の食事にとても向いています。
麻婆豆腐やエビチリ、カニ玉をはじめ、小籠包、蒸し餃子、シューマイ、天津飯、あんかけ焼きそばなど、安心して楽しめるメニューが目白押しです。
もし唐揚げや酢豚のような塊肉を食べたいときは、「お肉をかなり小さくカットしてほしい」とお店にお願いするか、最初から麻婆豆腐などの挽き肉メニューを攻めるのが賢い選択と言えます。

ただ、ちょっとお茶をしたり、一人でランチを済ませたりしたいときに便利な「カフェ」には、実は見落としがちな隠れた罠がたくさんあるため、要注意です。

カフェで食べ物を選ぶなら、パンケーキやフレンチトースト、オムライス、ドリアなどが向いています。
ドリンクであれば、スムージーやココアなどがおすすめです。

一方で注意したいのが、ベーグルやハード系のブレッドを使ったサンドイッチです。
これらはどうしても前歯で「噛みちぎる動作」が必要になるため、矯正中は避けるのが賢明と言えます。

ままた、盲点となりやすいのがタピオカドリンクです。
モチモチとした独特の弾力が想像以上に歯に負担をかけるだけでなく、太いストローに詰まったタピオカが勢いよく飛び出してきた際、装置を直撃して壊してしまうリスクもあります。

矯正治療中に快適な外食をするには

外食の席で、一緒に行く人やお店のスタッフに気を遣わせすぎるのは避けたいところですが、我慢して装置を壊してしまっては元も子もありません。
周囲とスマートに食事を楽しむためには、まず同席する相手に「いま矯正治療中なんだ」とあらかじめカミングアウトしておくことが大切です。

事前に伝えておけばお店選びの段階から配慮しやすくなりますし、食事中に歯が気になって鏡を見ても、嫌な顔をされる心配はありません。
むしろ「装置に何か挟まってない?」と笑い合えるような空気を作ってしまった方が、精神的にも圧倒的に楽になるはずです。

また、お店のスタッフへの気遣いとして、混雑している時間帯をなるべく避けた上で、「矯正中なので小さく刻んでいただけますか?」と注文時に相談してみるのもひとつのコツです。
多くの飲食店では、シニア層への配慮やアレルギー対応と同じように、包丁一本でできる工夫には快く応じてくれます。

とはいえ、どんなに完璧にメニューを選んでも、ワイヤーのすき間に食べカスが挟まるのを100%ゼロにすることはできません。
だからこそ、出先でも完璧にケアできる「安心感」をバッグに忍ばせておきましょう。
手元に携帯用のミラーや歯間ブラシ、ワンタフトブラシをはじめ、コンパクトなマウスウォッシュや、ワイヤーの痛みを和らげる矯正用シリコンなどを持ち歩くようにすると、いざというときもすぐに対処できます。

まとめ

矯正中の外食は、装置に優しい「柔らかい・一口サイズ・繊維が少ない」メニューを選び、注文時に「小さくカットしてもらう」工夫を凝らせば、ストレスなく楽しめます。
大切なのは治療中であることを周囲に明るく伝え、お店の協力もスマートに仰ぐことで、食後のケアセットをお守りにバッグへ忍ばせておくといざというときも心強いものです。
工夫ひとつで外食への不安は解消できます。
装置を労わりながら、美味しく楽しい外食の時間を諦めずに満喫しましょう。
東京品川区五反田周辺で矯正治療をご検討の際には、是非、当院にご相談下さい。
一人一人に合った治療方法をご提案させて頂きます。