20代女性 詰め物が外れた奥歯と虫歯をセラミックで修復し見た目も改善した症例
BEFORE
AFTER
| 年齢・性別 | 20代女性 |
|---|---|
| 診療種別 | 自由診療 |
| 治療期間の目安 | - |
| 治療回数の目安 | 2回 |
| 治療費総額の目安 | 75,000円 |
ご相談内容
「他の歯医者さんで入れてもらった詰め物が取れてしまったので、この機会に悪い歯を全部治したい」とご相談いただきました。
カウンセリング・診断結果
拝見したところ、右下の奥歯（第2大臼歯／7番）に装着していたプラスチックの詰め物が外れていました。
その手前の歯（第1大臼歯／6番）は、奥の歯と接している部分に虫歯が生じていました。ここは一般的に汚れが溜まりやすく、虫歯のリスクが高い部分です。
虫歯は歯の神経には達していませんでしたが、このまま治療せず放置すると悪化して神経を取らなければならなくなる可能性があり、早めの治療が必要と診断しました。
患者様は「できるだけ歯の神経を残したい。虫歯になりにくく、まわりの歯となじむ素材で治したい」とご希望でした。
行ったご提案・治療内容
第1大臼歯の虫歯をしっかり取り除いてから、自然な白さで虫歯が再発しにくい詰め物「セラミックインレー」で奥歯2本をきれいに整える治療を提案し、同意いただきました。
セラミックインレーは、歯にぴったりとフィットして外れにくいため、治療部位を長く維持できるというメリットがあります。
まずお口のクリーニングを行い、全体をきれいにしてから詰め物が外れた第2大臼歯の形を整えました。
そして第1大臼歯の虫歯を染色液できちんと染め出し、取り残しがないよう丁寧に除去してから、こちらの歯もしっかり修復しています。
その後、2本分の型取りを同時に実施しました。型取りの方法として、当院では口の中専用のカメラで歯のデータを取る「光学印象」を採用し、治療時間を短縮しています。
最後に仮詰めを行い、後日、完成したセラミックの詰め物をしっかり装着してから、治療を終了しました。
この治療のリスクについて
・治療中に痛みを伴う場合があります
・治療後に正しい歯磨きやメンテナンスを怠ると、虫歯が再発する場合があります
・セラミックの装着に際し、天然歯を削る必要があります
・硬い素材の場合、他の天然歯を傷つけることがあります
・噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、セラミックが割れる可能性があります
・一部の治療を除き、自費診療（保険適用外治療）です