インビザライン

【五反田で矯正治療】矯正期間を短くする、加速治療について解説してみた

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インビザラインを使ったマウスピース矯正には、治療期間を大幅に短縮できる「加速治療」という画期的なサポート方法があります。
これなら、マウスピース矯正で誰もが悩む「治療期間が長くて大変」というハードルも乗り越えられるはずです。
今回は、この加速治療とは一体どんな治療法なのかという基礎知識から、事前に把握しておきたいメリット・デメリットまでを詳しく解説します。

インビザラインの加速治療とは

歯列矯正はどの方法を選んでも、歯に持続的な力をかけ、それを支える歯槽骨が吸収と再生を繰り返すことで移動が進んでいきます。
この骨の代謝サイクルにはどうしても一定の時間がかかるため、通常のインビザラインではマウスピース1枚につき7~14日間ほど装着し続けなければなりません。

こうした骨の代謝サイクルそのものを細胞レベルで活性化し、期間の短縮を図るのが光加速治療という技術になります。
装置からは、じんわりと温かさを感じる程度の近赤外線が照射され、主に800nm~850nm付近の波長の光が用いられています。

近赤外線を歯肉へ照射することによって、細胞内のミトコンドリアが刺激を受けて活性化し、エネルギー源であるATP(アデノシン三リン酸)が大量に産生されます。
同時に、骨を溶かす破骨細胞と骨をつくる骨芽細胞がどちらも刺激されることで、血流が良くなり組織全体の代謝が促されていくのです。
こうして骨の代謝サイクルが非常に速くなるからこそ、歯が安全にかつスムーズに動くようになります。
通常なら7~10日かかるマウスピースの交換周期を、最短3日~5日にまで短縮できるのはこの仕組みによるものです。

インビザライン治療で主に採用されている加速装置にはいくつかのブランドがあり、構造や使い方はよく似ていますが、それぞれに違った特徴が見られます。

現在、日本の多くの矯正歯科で主流となっている装置が「PBMヒーリング」です。
医療用シリコンでできたマウスピースを口にくわえ、上下の顎にそれぞれ光を照射して使います。
使用時間は1日1回、モデルによって4分~5分程度に設定されており、コードレスで充電できる点も非常に便利です。
最近の製品はスマートフォンアプリとBluetoothで連動するタイプが多く、毎日の使用実績が自動でカレンダーに記録・管理されるため、治療のモチベーションを維持しやすいでしょう。

こうした光加速技術の先駆けとして実績を持つのが「バイオラックス」の装置です。
PBMヒーリングと同様に、自宅で毎日数分間くわえるだけで優れた効果が期待できます。
安定した出力と長年の臨床データに裏打ちされた安全性の高さが魅力ですが、近年はアジア圏や欧米のメーカーからも、同じ波長を用いた安価な後発製品が広く出回るようになりました。

加速治療のメリットとは?

五反田駅前歯医者 
インビザラインによる矯正治療を受ける際、補助として加速治療を取り入れると期間を短縮できるだけでなく、ほかにもさまざまなメリットが享受できます。
やはり一番の魅力は治療期間が最大で半分程度に短縮される点です。
たとえば全体矯正でマウスピースが60枚必要な計画だと、通常であれば完了まで約14ヶ月は待たなければなりません。

しかし、加速装置を併用して3.5日ごとに交換できるようになれば約7ヶ月と、およそ半分の期間で治療を終えられます。
結婚式や就職、留学、成人式といった「この日までに治療を終わらせたい」という目標がある方にとっては、リミットにスケジュールを間に合わせやすくなるため非常に大きなメリットと言えるでしょう。

また、インビザラインはワイヤー矯正に比べて痛みが少ないとされていますが、新しいマウスピースに交換した直後の数日間は、どうしても特有の締め付け感や鈍痛が生じます。
実は、近赤外線には炎症を抑えて血流を改善し、痛みを緩和する「ペインレリーフ効果」があるため、加速装置を使うことで新しいステージでの痛みがすんなり引き、快適に過ごせる仕組みです。

インビザライン治療において最も避けたいトラブルが、歯の動きが遅れてマウスピースが浮いてしまう「アンフィット」です。
ひとたびアンフィットが起きると、その時点の歯の形に合わせて残りのマウスピースを作り直す必要があるため、結果的に治療全体のスケジュールが後ろ倒しになってしまいます。
そこで役立つのが加速治療であり、併用すると歯が動きたい方向へスムーズに移動するため、マウスピースと歯が常にぴったりと密着し、こうした治療の足踏みやエラーを劇的に減らすことが可能です。
骨を削るような外科的な処置とは異なり、すべて自宅で完結できるため、通院の手間や手術に対する恐怖感が一切ない点も大きなメリットと言えるでしょう。

毎日のケアもお風呂上がりやテレビを見ている時間などに、自宅で数分間装置をくわえるだけなので、日常生活への負担を最小限に抑えられます。
通常、無理に歯を早く動かそうとすると、歯の根が短くなる「歯根吸収」や、歯茎が下がる「歯肉退縮」といったリスクが高まりますが、光による加速治療であれば組織にダメージを与えることなく安全にスピードアップを図れます。

加速治療にはデメリットもある?

加速治療は非常に魅力的な選択肢である一方、あらかじめ理解しておくべきデメリットも存在します。
まず挙げられるのは、光加速装置を用いた治療は日本の公的医療保険がきかない自費診療のため、費用が全額自己負担になってしまう点です。
一般的なインビザラインの基本治療費とは別にオプション費用としてかかるケースが大半で、初期費用が10~25万円ほど上乗せされます。
しかし、毎月の通院回数を抑えられ、短期間で治療を完了できることで精神的なストレスも軽減されるため、タイムパフォーマンス面での価値をどう捉えるかが選択のポイントになるでしょう。

また、インビザラインはもともと1日22時間以上の装着という徹底した自己管理が必要ですが、光加速装置も毎日欠かさず数分間使い続けなければなりません。
もし旅行先へ持ち忘れたり、面倒になって数日間サボったりすると細胞の活性化状態が途切れてしまい、3~5日交換のペースを維持できなくなります。

骨の硬さや代謝の良さには個人差があるため、すべての症例で3日交換が実現できるわけではないこともデメリットの1つです。
特に成人男性や骨が非常に硬い方、あるいは大幅な歯の移動を必要とする難症例の場合、加速治療を併用しても5日交換や7日交換のペースに留まるケースが見られます。
最終的に何日周期でマウスピースを交換すべきかは、歯科医師が実際の歯の動きを直接見ながら慎重に判断することになります。

さらに注意したい点として、インビザラインを取り扱っている歯科医院であればどこでも加速治療を受けられるわけではなく、装置を導入していないクリニックも少なくありません。

かかる費用もクリニックによってばらつきがあり、料金システムは大きく2つのパターンに分かれています。
インビザラインとは完全に別枠のオプション型を採用している医院であれば、装置代としてプラス15万円ほどを支払わなければなりません。
スピードコースやパッケージ型と呼ばれるプランは、最初から加速治療を併用して短期間で終わらせる前提の設計になっているため、この場合は治療費に全ての費用が含まれています。

治療を行う際は、通常通り食事や歯磨き以外の時間は常にマウスピースを着用します。
おすすめのタイミングは入浴後や就寝前といった夜の時間帯です。
歯磨きを済ませてお口を清潔にした後、インビザラインを着けたまま光加速装置をくわえてください。

ボタンを押すと近赤外線が照射され、規定時間が経過すると自動でタイマーが切れて電子音でお知らせしてくれます。
使い終わった後は、装置の口に触れるシリコン部分をしっかりと水洗いし、十分に乾燥させてからケースに保管してください。
あとは歯科医師の指示に従いながら、数日おきに新しいステージのマウスピースへと交換していきましょう。

まとめ

インビザラインの加速治療は「光加速治療」に代表される手法で、矯正中に特定の光を照射することにより、歯を通常よりもスピーディーに動かしていく治療法です。
この治療を取り入れると期間が短縮されるのはもちろんのこと、マウスピースを交換した際の痛みが和らぎ、装置の浮き(アンフィット)を防げるというメリットもあります。
しかし、費用が高額になる点や、これまで以上の徹底した自己管理が必要になるというデメリットも併せ持っています。
東京品川区五反田周辺で矯正治療をご検討の際には、是非、当院にご相談下さい。
一人一人に合った治療方法をご提案させて頂きます。