虫歯治療

【五反田の歯医者】1回の短期集中治療(高速治療)で虫歯治療はどこまで進むのか??

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通常の歯科治療は1回あたりの診療時間が30分から45分程度と短いため、1本の歯を治すだけでも何度も通院を重ねる必要があります。
もしも1回あたりの診療時間を長めに取る「短期集中治療(高速治療)」を選んだ場合、1度の通院で虫歯治療をどの程度進められるのでしょうか。
今回は、短期集中治療を選んだ場合に1回で完了できる治療の目安を紹介します。

短期集中治療(高速治療)は1回でどれだけ進むのか

通常の歯科治療は1回につき30分から45分ほどと短いため、1本の歯を治すだけでも何度も通院を重ねる必要があります。
しかし、1回あたり2時間から4時間ほどの診療時間を確保する「短期集中治療(高速治療)」を利用すれば、1度の来院で口内にあるほぼ全ての虫歯の除去から、即日の修復、あるいは精密な型取りまでを一気に進めることが可能です。
通常の保険診療なら5回も6回も通ったり、何ヶ月も費やしたりする治療を、たった1回の通院で同時に終わらせることも珍しくありません。

もちろん、1度の治療でどこまで進められるかは、お口の状態や虫歯の進行度によって変わります。
例えば、歯の表面のエナメル質や内側の象牙質にとどまっている軽度・中等度の虫歯が複数ある場合なら、すべての虫歯を完全に除去して最終的な詰め物を入れるところまで、本当に1回で終了できます。
削ったその日のうちに白いセラミックなどの詰め物を作製して装着まで完了できるため、たった1度の通院で治療が終了するのです。
また、被せ物(クラウン)や広範囲の詰め物(インレー)が必要な場合でも、1回でお口全体の虫歯を削りきり、3Dスキャンによる精密な型取りを行った上で精巧な仮歯を装着する段階まで進められます。
本番の歯を入れるのは次回になるため、実質的な通院回数は実質2回です。

さらに、神経にまで達してしまった重度の虫歯には根管治療が必要となりますが、1回に2時間以上の枠を確保すれば、歯の根の中を洗浄・消毒し、最終的なお薬を詰めるところまで当日中に完了できます。
何度も足を運んで少しずつ進める従来のやり方とは違い、1回の通院で病巣の処置を終わらせるか、最終仕上げの一歩手前まで一気に進められる点は、患者様にとっても大きなメリットとなります。

具体的な流れとしては、まず麻酔をかけてお口の中にある対象の虫歯を一度にすべて削り取ります。
その後、3D口腔内スキャナーを使って削った部分の型取りを行いますが、デジタル撮影のためわずか数分で終了します。
さらに、院内に備えられたCAD/CAMシステムを用いて、その場でセラミックなどの詰め物を削り出します。
待ち時間は15分から30分程度しかかかりません。
こうして出来上がった高精度な詰め物をその日のうちにしっかりと接着すれば、その日の治療はすべて完了です。

特に虫歯が激しく痛み、歯の根の中にある神経(歯髄)が細菌に感染しているケースは、一般的な歯科治療の中で最も通院回数がかかり、長引きやすいものの代表格と言えます。
しかし短期集中治療を利用すれば、1回の診療で根の中の細菌を徹底的に除去し、最終的なお薬を詰めて完全に密封する段階まで一気に完了させることが可能です。

実際のプロセスとしては、まず歯を大きく削って神経の管の入り口を露出させ、マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を用いて肉眼では見えない細かな管を隅々まで観察するところから始まります。
次に行うのが、「ラバーダム」と呼ばれるゴムのシートでお口を覆い、唾液が管の中に侵入しない安全な環境の確保です。
その上で、専用の最新器具である「ニッケルチタンファイル」と薬剤を駆使し、まとまった時間をかけて徹底的に洗浄と消毒を実施します。

通常の治療であれば、この消毒が終わった時点で一度仮のフタをして次回へ回しますが、短期集中治療では同日中に最終的な防腐剤を隙間なく詰め、完全に密閉できる点が大きな特徴です。
保険診療では「清掃と薬の入れ替え」を4回から6回ほど繰り返すのが一般的ですが、短期集中治療ならわずか1回で一気に終えられます。
これにより、期間が空くことで生じる再感染のリスクを極限まで減らせるのが、この治療法の大きな強みです。

さらに、過去に入れた銀歯の下で虫歯が再発しているケースや、多くの歯がボロボロになって噛み合わせそのものを再構築しなければならない大規模な症例でも、ごく少ない回数で治療を終えられます。

このように、通常であれば「今回は右上、次回は左下」という形で複数回に分けていた治療も、短期集中治療を活用すれば、わずか1回から2回ほどの通院ですべてきれいに治った状態にまで進めることができるのです。

短期集中治療の場合、1回で進む範囲はすべての虫歯の除去から土台の構築、精密な型取り、さらには高性能な仮歯の装着までと非常に多岐にわたるのが特徴です。
その詳細を見ていくと、まずは静脈内鎮静法などでリラックスした状態をつくり、対象となる多くの歯の虫歯をすべて削り落とすところから始まります。
続いて、歯の根にファイバーコアなどで補強用の土台を一気に立てて被せ物を入れるための形を整え、お口全体の3Dスキャンやシリコン素材を用いた精密な型取りを実施します。
そして、同日中にあらかじめ用意していたものや、その場で製作した精密な仮歯をすべての歯に装着していく流れです。

1回目の治療が終わった時点で口腔内から虫歯の病巣はすべて消え去り、見た目も噛み合わせも綺麗に整った仮歯の状態へと様変わりします。
あとは、技工所で精密に作られた最終的な本物の被せ物が入るのを待つだけの段階に移行するため、次回はそれを装着してすべての治療は終了です。

1回で治療を大きく進められるのはなぜ?

五反田駅前歯医者 
普通なら何ヶ月もかかる治療がなぜ1回でできるのか不思議に思うかもしれませんが、決して手を抜いているわけではありません。
1回の診療でここまで大きく処置を進められる背景には、「時間資源の集約化」と「デジタルテクノロジーによる圧倒的な効率化」が挙げられます。

通常の30分診療では、診察台に座ってエプロンをかけ、前回の状態を確認して麻酔が効くのを待つといった事前準備だけで10分から15分ほどを消費します。
このタイムロスを差し引くと、実際に歯を触っている処置時間は15分程度にすぎません。

一方で、短期集中治療では1回に2時間から4時間以上の枠を確保するため、準備・片付け・会計といった目に見えない時間ロスが1回分で済みます。
また、一度の麻酔がしっかりと効いている間に、お口の中にあるすべての虫歯をノンストップで連続処置できることから、時間的なシナジー効果が生まれて進捗スピードは数倍に跳ね上がるのです。

さらに、スピーディーな治療の実現に貢献している要素として見逃せないのが、型取りのデジタル化です。
通常であれば、型取り後に石膏模型を起こして外部の歯科技工所に郵送し、技工士が補綴物を作製して戻ってくるという一連のプロセスが発生します。
これではどうしても1週間から2週間ほどの待ち時間が生まれてしまい、その分の遅れが避けられません。

しかし、高速治療を提供する多くの医院では「口腔内スキャナー」と「セレックシステム」を導入しているため、型取りはデジタルデータとして一瞬で院内のパソコンへと転送されます。
そのデータをもとに専用の機械がセラミックブロックを削り出すため、これまでの最大のネックだった待ち時間をわずか1時間以内にまで短縮可能です。

また、拡大鏡やマイクロスコープを使用することで、歯科医師が手探りではなく確実に見える状態で迷いなく治療を進められる点も効率化を後押ししています。
これに加え、柔軟で効率よく汚れを削り落とせる「ニッケルチタンファイル」や瞬時に固まる最新の歯科材料などを導入することで、1つの処置にかかる物理的な時間を極限まで短縮することに成功しているのです。

1回の治療でできる限界は?

短期集中治療は非常に画期的な方法ですが、人間の身体を相手にする以上、どうしても1回では終わらせられないケースや、省略できない時間も存在します。

例えば、歯茎が炎症を起こして出血している状態では正確な型取りを行えないため、1回目の治療で虫歯を削って仮歯を入れた後は、まず歯茎を健康な状態へと戻さなければなりません。
数週間かけて歯茎が引き締まるのを待たなければ、精密な最終被せ物を作ることは不可能です。

また、ボロボロになってしまった歯を抜いた場合には、抜いた部分の穴が塞がって骨が平らに治るまでに、通常1ヶ月から2ヶ月以上の待機期間が必要となります。
もしこの待機期間を無視してすぐに最終的なブリッジや入れ歯、インプラントを作ってしまうと、後から歯茎の形が変わって隙間が空いてしまいます。

さらに、前歯の絶妙な色合いや透明感を細かく再現する場合などには、プロの歯科技工士が顕微鏡を使って手作業で何層もセラミックを盛り付けていくような、最高級の被せ物が必要不可欠です。
このような職人技が必要なケースでは、院内の自動削り出し器で即日対応することは難しく、どうしても1週間以上の製作期間を設けなければなりません。

短期集中治療における「1回」とは、あくまで1日でできる最大限の外科的処置を終わらせるという意味であり、身体の回復を待つ期間や、職人の精密な製作期間までをゼロにすることは不可能なのです。

まとめ

短期集中治療(高速治療)で1度に進められる範囲は、従来の治療と比較すると5回から10回分に相当し、同日中に虫歯を全て除去して白い被せ物を装着することもできるのです。
このように治療の幅を劇的に拡大できるのは、高度なデジタル技術や精密な事前診断、そして保険診療のルールに縛られない自由診療ならではの柔軟なアプローチが可能だからに他なりません。
ただし、歯茎の回復や極めて審美性の高い被せ物が必要な症例においては、どうしても複数回の通院が必要になる点に留意する必要があります。
東京品川区五反田周辺で矯正治療をご検討の際には、是非、当院にご相談下さい。
一人一人に合った治療方法をご提案させて頂きます。