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【品川区五反田の歯医者】補綴の保証期間をアピールして集客⁈〇年は無償で治すことになっていますが

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歯科医院のホームページやSNSの広告を見ていると、セラミック治療やインプラント、ブリッジなどの保証期間をアピールしているのをよく目にします。
保険適用外の補綴治療はまとまった費用が必要になるため、「本当に長持ちするのか」は治療先を選択する非常に重要な指標と言えるでしょう。
そこで今回は、こうした保証期間の長さや無償再治療という言葉の裏にある、知っておくべき現実について詳しく解説します。

補綴物維持管理料について

高額な自由診療に手厚い保証期間が設けられていれば、それだけで患者さんの心を動かす強力なアピールになります。
しかし歯科医療の本質は、単に保証期間の長短だけで測れるものではありません。
表面的な数字に惑わされて飛びついてしまうと、かえってお口の健康を損なったり、思わぬトラブルに巻き込まれたりすることもあるため注意が必要です。

そもそも知っておきたい前提として、実は普段受けている「保険診療」の被せ物にも、国が定めた2年間の保証ルールが最初から存在しています。
これは「補綴物維持管理料」という制度で、保険診療で特定の被せ物を入れた場合、歯科医院が管理料をいただく代わりに、その後の経過を保証する義務が生じます。
もし装着から2年以内にトラブルが起きて再治療が必要になっても、患者様に新たな費用を請求することは原則としてできません。
つまり、2年以内なら実質無償か、ごく一部の負担だけで作り直すというルールが、法的に確立されているのです。

自由診療のセラミックやゴールドで見かける長期保証は、この保険診療のシステムを土台として、各歯科医院が独自の裁量で期間を延長しているに過ぎません。
したがって、保証がついていること自体は決して特別なサービスではなく、日本の歯科医療においてはごく当たり前の概念といえます。

集客のために長期保証を大きく掲げている医院は多いものの、実際に不具合が発生した際に必ずしも無条件で100%無償対応が受けられるわけではありません。
なぜなら保証書には、往々にして細かな文字で厳格な免責事項が記載されているからです。

その最たるものが、「指定されたペースで必ず定期健診とクリーニングに通うこと」という条件です。
もし忙しくて1回でも検診をスキップしてしまったり、仕事の都合で別の歯医者さんに通ってクリーニングを受けたりしてしまうと、それだけで保証は完全に無効となってしまいます。

歯科医院側からすれば、定期メンテナンスを怠って壊れたものは、車のオイル交換をせずにエンジンを焼き付かせたのと同じであり、完全に自己責任であると判断せざるを得ません。
お口の中は絶えず変化しているため、保証対象の被せ物自体には問題がなくても、隣の歯が虫歯になって抜けてしまったり、噛み合わせのバランスが大きく変わったりすることで、想定外のトラブルが引き起こされてしまうのです。
こうした変化によって被せ物の調整が必要になった場合は、最初の治療の不具合ではなく、口内環境の変動が原因とみなされて保証の対象外になる事例が少なくありません。

さらに、「10年保証」という表記があっても、10年間いつでもタダで直せるわけではないのが実情です。
期間が経過するごとに患者様の自己負担額が増えていく「スライド式(減価償却型)」の保証を採用している医院は数多く見られます。
具体的には、「3年目までは100%無償、4~5年目は患者様が30%負担、6~7年目は50%負担、8年目以降は80%負担」というように変わっていく仕組みです。
そのため、広告の「無償」という言葉だけを鵜呑みにしていると、いざ数年後にトラブルが起きたとき、見積もりを見て言葉を失うことになってしまいます。

さらに盲点となるのが、どれだけ立派な保証書を発行していても、治療を受けた歯科医院自体が閉院したり経営破綻したりすれば、その保証書はただの紙切れになってしまう点です。
近年、過度な低価格路線や無理な集客によって顧客を集め、短期間で経営破綻に陥る歯科医院の事例は増加傾向にあります。
「10年保証」という長い約束は、その歯科医院がその期間絶対に倒産しないという大前提の上に成り立つ、実は非常に危うい綱渡りのようなものなのです。

そもそも無償という考え方が危険

五反田駅前歯医者 
患者様にとって最も重要な視点は、たとえ無償で作り直してもらえるとしても、治療のたびに歯そのものが確実にダメージを負っているという事実です。

被せ物が割れたり外れたりした際、ただ新しいものを上からはめ直すだけで済むことは滅多にありません。
被せ物の隙間から虫歯の原因菌が入り込んで奥で黒く広がっていれば、大切な歯をさらに大きく削り取ることになります。
もし歯の根元に過度な力がかかってヒビが入っていれば、最悪の場合は抜歯せざるを得ない状況に追い込まれます。
何度も型取りをして削り直すうちに、健康な歯の寿命はどんどん縮まっていくため、どれほど手厚い補償があっても再治療そのものをなるべく回避すべきなのは言うまでもありません。

「保証期間内であれば何度でも無償でやり直す」というスタンスは、一見すると親切に思えるかもしれません。
けれども実は、大切な天然歯の寿命を削るリスクを軽視しているともいえるのです。
本当に優れた歯科医療とは、保証期間の長さを競うことではありません。
そもそも10年、20年の間、一度も壊れず、外れず、やり直しの必要すら生じさせないほどの精密な治療を最初から行うことです。
それこそが、本来あるべき医療の姿といえます。

保証期間よりももっと大切なこと

補綴治療を成功させてご自身の歯を生涯にわたって守るために、保証期間の数字よりもはるかに重視すべき要素があります。
それが、歯と被せ物の「適合性」です。

被せ物が長持ちするかどうかは、自分の歯と人工物の境目にどれだけ隙間や段差がないかでほぼ決まってしまいます。
仮に隙間のサイズが髪の毛1本分という極めて微小なものであっても、そこに段差が存在する限り、肉眼では見えない細菌は容易に侵入を許してしまうからです。
こうなると、保証期間が何年あろうが、内部で虫歯が進行するのを防ぐことは困難と言わざるを得ません。

この驚くほど緻密な適合性を得るためには、マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)や拡大鏡を駆使して歯を精密に削り、寸分の狂いもない高精度な型取りを行う技術が不可欠となります。
したがって、見かけの保証期間ばかりをアピールする歯科医院よりも、すべての自由診療においてマイクロスコープを使用し、ミクロン単位の精密な適合に情熱を注いでいる医院のほうが、医療機関としてずっと信頼を置けるのです。

被せ物は歯科医師が一人で作り上げるわけではありません。
型取りをしたデータをもとに、実際にセラミックを盛って精密に形を整えるのは、その道のプロフェッショナルである「歯科技工士」の役割です。
被せ物の見た目の美しさや噛み合わせの再現度、傷つきにくさといったクオリティの半分以上は、実質的にこの歯科技工士の腕にかかっています。

しかし、大量生産やコスト削減を重視する医院では、海外の低価格な技工所への外注や、技術力の低い技工所への安価な発注が行われているのが現状です。
本当に優れた歯科医院は、信頼できるトップクラスの歯科技工士と強固なパートナーシップを構築しており、どのような職人が作っているかも自信を持って説明してくれるでしょう。

そもそも被せ物が頻繁に割れたり外れたりする最大の原因は、選んだ素材の良し悪しではありません。
不適切な噛み合わせによって、その歯にばかり無理な力が集中してしまう「過負荷」にあるのです。

どれほど高強度なジルコニアなどを使用しても、夜間の歯ぎしりや部分的に強い負荷がかかるような噛み合わせの設計であれば、被せ物が破損するか、あるいは土台となる歯が破折してしまいます。
顎の動きも含めたお口全体の噛み合わせのバランスを総合的に診断し、過度な負担がかからないよう緻密に設計できるドクターの「診断力」こそが、患者様にとっての本当の安心であり、最大の保証といえるでしょう。

まとめ

補綴治療の保証期間ばかりに注目しがちですが、たとえ無償で直せるとしても、治療を繰り返すことで傷ついた歯の寿命は戻りません。
また、その保証を維持するためには、期間中ずっと定期検診を受け続ける必要があるという現実もあります。
本当に精密な治療を行った上で、安心のために長期保証を設けている医院は、ドクターの診断力や誠実さにも優れており、メンテナンスの重要性やリスクについても事前にきちんと説明してくれます。
単に保証期間の長さだけを見て飛びつくのではなく、そうした信頼できる治療先を見極めることこそが、生涯の口内健康を守るために何よりも大切です。
東京品川区五反田周辺で矯正治療をご検討の際には、是非、当院にご相談下さい。
一人一人に合った治療方法をご提案させて頂きます。