症例集 −

20代女性「歯が抜けたままで噛みにくい」人工の歯を埋め込む「インプラント」と「メタルセラミック」の被せ物を作製して噛み合わせを改善した症例

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年齢・性別 20代女性
診療種別 自由診療
治療期間の目安 5ヶ月
治療回数の目安 -
治療費総額の目安 472,200円
【内訳】
ステント:54,800円
CT撮影:19,800円
インプラント手術:198,000円
2次手術:49,800円
被せ物:149,800円

ご相談内容

「抜けた歯を放置していたが、うまく噛めないので治療してほしい」とご相談をいただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、右上の前歯(犬歯/3番)が抜けており、噛み合わせが悪くなっていました。

患者様からのお話では、歯がないことにより食事の時に上手く噛めずにご不便を感じていらっしゃいました。また、この状態が続くと奥歯やあごの関節に負担がかかったり、隣の歯が倒れてくることによって虫歯や歯周病のリスクが高くなるため、すぐに歯を入れる必要があることをご説明しました。

行ったご提案・治療内容

歯を入れる方法として、人工の歯の根っこを埋め込んだ上に被せ物をする「インプラント」と、両隣の歯を削って土台にし人工の歯を橋渡しする「ブリッジ」をご提案しました。
患者様は「歯を削りたくない」とご希望され、インプラントをご選択されました。

まずCT(3Dレントゲン)を撮り、あごの骨の状態を確認し、インプラントの埋入位置を決めました。撮影にあたっては、より正確な埋入をするための補助器具である「ステント」を製作しました。
インプラント手術では、歯が抜けている部位のあごの骨に金属の歯の根っこを埋め込みました。傷口が治り、歯の根っことあごの骨がしっかりくっついたことを確認した後に、2次手術で被せ物の土台を作りました。
被せ物は、外側が「セラミック」で内部が金属という二重構造により強度と見た目の美しさを兼ね備えた「メタルセラミック」で製作しました。

インプラントの種類は日本の企業と臨床医が共同開発した「PLATON」を使用しました。

この治療のリスクについて

・外科処置を伴うので腫れや痛みが出ることがあります。
・インプラントは治療後もメンテナンスが重要です。メンテナンスを怠ると天然歯と同じように歯周病になるリスクがあります。