症例集 −

20代女性 奥歯の詰め物「コンポジットレジン」の下に再発していた虫歯を取り除いてから「セラミックインレー」で修復した症例

  • BEFORE

  • AFTER

年齢・性別 20代女性
診療種別 自由診療
治療期間の目安 -
治療回数の目安 2回
治療費総額の目安 76,730円

ご相談内容

歯科検診で来院された患者様より「悪い部分があれば治したい」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、以前他院で治療した、右上奥歯(第1大臼歯/6番)のプラスチックの詰め物「コンポジットレジン」の下に虫歯ができていました。
保険診療内の詰め物は、詰め物と歯の境目から細菌が入り込みやすいことから、虫歯の再発リスクが高い傾向があります。

このままの状態を放置すると虫歯がさらに悪化し、歯の神経を取り除く処置が必要になるため、早急に治療が必要であると診断しました。

行ったご提案・治療内容

診断結果を丁寧に説明した後、虫歯の除去後に新しい詰め物で修復する治療を提案し患者様に同意いただいたうえで、以下の3つの詰め物があることをお伝えしたところ、患者様は虫歯になりにくい治療が良いとのことで③を選択されています。

①保険診療内の金属の詰め物「メタルインレー」
②保険診療内の白いプラスチックの詰め物「CAD/CAMインレー」
③自費診療で虫歯が再発しにくく、自然な白さの詰め物「セラミックインレー」

まず古いコンポジットレジンを除去してから、中の虫歯を丁寧に取り除き歯の形を整えました。
次に、専用カメラで口の中を撮影する「光学印象」により新しい詰め物を作製するための型取りを行いました。

後日、完成したセラミックインレーを装着して治療を終了しています。

この治療のリスクについて

・治療中に痛みを伴う場合があります
・治療後に正しい歯磨きやメンテナンスを怠ると、虫歯が再発する場合があります
・セラミックの装着に際し、天然歯を削る必要があります
・硬い素材の場合、他の天然歯を傷つけることがあります
・噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、セラミックが割れる可能性があります
・一部の治療を除き、自費診療(保険適用外治療)です