40代女性 金属の詰め物「アマルガム修復」を「セラミックインレー」に置き換えて見た目を改善した症例
BEFORE
AFTER
年齢・性別 | 40代女性 |
---|---|
診療種別 | 自由診療 |
治療期間の目安 | - |
治療回数の目安 | 3回 |
治療費総額の目安 | 131,560円 |
ご相談内容
「銀歯が気になるので、白い歯にしたい」とご相談いただきました。
カウンセリング・診断結果
拝見したところ、左下の奥歯(第1大臼歯/6番)に入っている他院で治療した金属の詰め物「アマルガム修復」がお口を開けたときに目立っており、さらに詰め物の下には虫歯が再発していました。
一般的に保険適用の詰め物は汚れが付きやすいため、詰め物と歯の隙間から細菌が入り込んだことで虫歯が再発したと考えられます。
また、その手前の歯(第2小臼歯/5番)にも虫歯が生じていました。
行ったご提案・治療内容
左下奥歯の見た目を改善する方法として、まず奥歯2本の虫歯をしっかり取り除いてから保険適用の白い詰め物「CAD/CAMインレー」、もしくは自費診療の白い詰め物「セラミックインレー」で修復する治療を提案しました。
セラミックインレーは保険適用の詰め物と比較するとより自然な白さがあり、さらに細菌が付着しにくいため虫歯の再発リスクを抑えることが可能です。
患者様は「虫歯になりにくい詰め物で治したい」との理由から、セラミックインレーを選択されました。
はじめにお口全体のクリーニングを行い、口腔内を清潔にしてから虫歯治療を開始します。
第1大臼歯の古い詰め物を除去したあと、口腔内カメラで虫歯部分を撮影し、その位置や進行状況などを確認しました。
次に薬液で奥歯2本の虫歯を染め出し、取り残しがないよう丁寧に除去したあと、歯の形をきれいに整えてから、詰め物を作製するための型取りを実施しました。
型取りの方法として、当院では口腔内スキャナーで歯の形を3Dデータ化する「光学印象」を採用しています。光学印象は従来の型取りよりも治療時間を短縮し、患者様の負担を軽減できる点がメリットです。
後日、完成したセラミックインレーを装着し、治療を終了しました。
この治療のリスクについて
・治療中に痛みを伴う場合があります
・治療後に正しい歯磨きやメンテナンスを怠ると、虫歯が再発する場合があります
・治療後は神経が過敏になっているため、痛みが生じる場合があります
・セラミックの装着に際し、天然歯を削る必要があります
・噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、セラミックが割れる可能性があります