症例集 −

30代男性 銀歯の詰め物を取り除き「セラミックインレー」で修復した症例

  • BEFORE

  • AFTER

年齢・性別 30代男性
診療種別 自由診療
治療期間の目安 -
治療回数の目安 3回
治療費総額の目安 124,982円

ご相談内容

「銀歯の見た目が気になるので、白くてしっかり噛める歯に交換したい」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、右上奥歯(第1大臼歯/6番)に他院で治療した金属の詰め物「メタルインレー」が装着されていましたが、口を開けると目立ってしまう状態でした。詰め物の下と歯の側面には虫歯が再発し、また、その手前の歯(第2小臼歯/5番)の側面にも虫歯が認められました。

保険治療内でも白い詰め物による治療が可能です。今回はより自然な噛み心地を実現するため、自費診療の詰め物のほうが適していると診断しました。

行ったご提案・治療内容

診断結果をお伝えしたうえで、見た目を美しく改善する方法として、右上奥歯2本の虫歯を治療してから、自然な白さの「セラミックインレー」を用いて修復する治療を提案しました。
セラミックは保険治療の詰め物よりも耐久性に優れており、虫歯の再発予防にもなることをお伝えしたところ、セラミックインレーでの治療にご了承いただきました。

最初に歯全体のクリーニングを行い、お口の中を清潔な状態にしてから虫歯治療を開始します。まずは、第1大臼歯のメタルインレーを除去後、口腔内カメラで慎重に確認しながら、奥歯2本の虫歯を丁寧に取り除き、歯の形を整えました。

次に、詰め物を作製するための型取りを行います。当院では、口腔内スキャナーで歯の形を3Dデータ化する「光学印象」を採用して、治療時間を短縮することで、患者様の負担を軽減できるよう努めています。
光学印象後、歯の削った部分に仮詰めを行い、後日完成したセラミックインレーを装着して、治療を終了しました。

また、虫歯の治療時とセラミックインレー装着時は部分麻酔を行い、患者様が痛みを感じないように配慮しています。

この治療のリスクについて

・治療中に痛みを伴う場合があります
・治療後に正しい歯磨きやメンテナンスを怠ると、虫歯が再発する場合があります
・治療後は神経が過敏になっているため、痛みが生じる場合があります
・セラミックの装着に際し、天然歯を削る必要があります
・噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、セラミックが割れる可能性があります