症例集 −

60代女性 銀歯を取り除いた部分に「セラミックインレー」を装着し見た目をきれいにした症例

  • BEFORE

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年齢・性別 60代女性
診療種別 自由診療
治療期間の目安 -
治療回数の目安 2回
治療費総額の目安 118,404円

ご相談内容

「銀歯の見た目が気になるので、白い歯にしたい」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、左上の奥歯2本(第1大臼歯/6番、第2大臼歯/7番)に、過去に他の歯科医院で作製された銀の詰め物「メタルインレー」が入っており、レントゲン撮影で詳しく確認した結果、詰め物の下には虫歯が再発していました。
虫歯は歯の神経にまで達してはいなかったものの、このまま放置すると虫歯が徐々に広がり、最終的には神経を取り除かなければならないため、早めの治療が必要と診断しました。

行ったご提案・治療内容

左上奥歯の見た目を改善する方法として、虫歯を取り除いてから保険適用の白い詰め物、もしくは自費で虫歯になりにくい白い詰め物「セラミックインレー」で修復する治療を提案しました。
患者様は「虫歯になりにくく、見た目も白い歯にしたい」との理由から、セラミックインレーを選択されています。

まず歯全体のクリーニングを行い、お口の中を清潔な状態にしてから虫歯治療を開始します。
鏡などでは見えづらい部位のため、口腔内カメラで撮影した画像を用いて、患者様に虫歯の範囲をしっかり説明したあと、薬液で左上の奥歯2本の虫歯部位を染め出し、取り残しがないよう丁寧に除去しました。

虫歯をきちんと除去してから歯の形をきれいに整えて、詰め物を作製するための型取りを行っています。
当院では、口腔内スキャナーで歯の形を3Dデータ化する「光学印象」を採用し、治療時間を短縮することで患者様の負担を軽減できるよう努めています。
後日、完成したセラミックインレーを装着し、治療を終了しました。

この治療のリスクについて

・治療中に痛みを伴う場合があります
・治療後に正しい歯磨きやメンテナンスを怠ると、虫歯が再発する場合があります
・治療後は神経が過敏になっているため、痛みが生じる場合があります
・セラミックの装着に際し、天然歯を削る必要があります
・噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、セラミックが割れる可能性があります