50代女性 銀歯の下で再発した虫歯を除去し「セラミックインレー」で修復した症例
BEFORE
AFTER
| 年齢・性別 | 50代女性 |
|---|---|
| 診療種別 | 自由診療 |
| 治療期間の目安 | - |
| 治療回数の目安 | 2回 |
| 治療費総額の目安 | 65,780円 |
ご相談内容
「虫歯がないかみてほしい。虫歯があればしっかり治療したい」とご相談いただきました。
カウンセリング・診断結果
拝見したところ、右下の奥歯（第1大臼歯／6番）は、過去に他院で金属の詰め物「メタルインレー」が装着されており、その下で虫歯が再発していました。
虫歯は神経にまでは達していなかったものの、このまま放置すると徐々に進行し、痛みが出たり神経にまで感染が広がったりする可能性があるため、早めの治療が必要と診断しました。
行ったご提案・治療内容
右下の奥歯（第1大臼歯）に装着されている金属の詰め物は取り除いて虫歯を除去後、新しい詰め物で修復する方法をお伝えしたところ、治療に同意いただきました。
患者様は目立ちにくい白い材料での修復を希望されていたため、保険適用の白い詰め物「CAD／CAMインレー」と、虫歯になりにくい自由診療の白い詰め物「セラミックインレー」を提案し「虫歯になりにくい詰め物で治したい」との理由から、セラミックインレーを選択されています。
まず、金属の詰め物を外してから虫歯部分の染め出しが可能な染色液を用いて取り残しがないよう虫歯をしっかり除去しました。
その後、歯の形をきれいに整えてからセラミックインレーを作製するための型取りを行いました。
当院では、型取りの際にお口の中を専用カメラで撮影して3Dデータ化する「光学印象」を採用しています。光学印象は従来の型取りと比べて短時間で済み、患者様の負担を減らすことができます。
後日、完成したセラミックインレーを装着し、治療を終了しました。
この治療のリスクについて
・治療中に痛みを伴う場合があります
・治療後に正しい歯磨きやメンテナンスを怠ると、虫歯が再発する場合があります
・装着に際し、天然歯を削る必要があります
・硬い素材の場合、他の天然歯を傷つけることがあります
・噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、セラミックが割れる可能性があります
・一部の治療を除き、自費診療（保険適用外治療）です