20代男性 金属の詰め物の下で再発した虫歯を除去し「セラミックインレー」で美しく修復した症例
BEFORE
AFTER
| 年齢・性別 | 20代男性 |
|---|---|
| 診療種別 | 自由診療 |
| 治療期間の目安 | - |
| 治療回数の目安 | 3回 |
| 治療費総額の目安 | 76,780円 |
ご相談内容
「被せ物が外れたので治してほしい」とご相談いただきました。
カウンセリング・診断結果
拝見したところ、他院で装着されていた右上の奥歯（第2大臼歯／7番）の金属の詰め物「メタルインレー」が取れており、詰め物の下が再び虫歯になっていました。
このまま放置すると、虫歯が徐々に進行し痛みが出る可能性があるため、早めに虫歯部分を取り除き、新しい詰め物で修復する必要があると診断しました。
行ったご提案・治療内容
診断結果を丁寧に説明した上で、虫歯を取り除いたあとの修復方法として以下の2つを提案しました。
①保険診療のメタルインレーで再度修復
費用を抑えることができます。
②自由診療の白い詰め物「セラミックインレー」で修復
汚れや細菌が付着しにくく虫歯の再発リスクが抑えられます。また、天然歯に近い自然な白さを再現できます。
それぞれの特徴を丁寧にお伝えしたところ、患者様は「虫歯になりにくい材質で治したい」との理由からセラミックインレーを選択されました。
まず、メタルインレーを外してから、薬液で虫歯部分を染め出しながら丁寧に虫歯を除去しました。
歯の形を整えたあと、セラミックインレーを作製するための型どりは、カメラでお口の中をスキャンし3Dデータ化する「光学印象」を採用しています。
光学印象は型どりにかかる時間を短縮できるため、患者様の負担も軽減できます。
後日、完成したセラミックインレーをしっかり装着し治療を終了しました。
この治療のリスクについて
・治療中に痛みを伴う場合があります
・治療後に正しい歯磨きやメンテナンスを怠ると、虫歯が再発する場合があります
・治療後は神経が過敏になっているため、痛みが生じる場合があります
・硬い素材の場合、他の天然歯を傷つけることがあります
・噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、セラミックが割れる可能性があります
・一部の治療を除き、自費診療（保険適用外治療）です