口腔外科

【東京都品川区五反田の歯医者】下がっている歯茎の歯科的治療はコレだ!

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ふと鏡を見たとき、自分の歯が以前よりも長く見えると感じて、人前で笑うのが恥ずかしくなってしまった経験はありませんか?
これは、決して歯が成長したわけではなく、歯茎が徐々に下がったために、本来は歯茎で隠れているはずの部分が露出してしまった状態です。
見た目の印象を左右するデリケートな問題であるため、できるだけ早く対処したいところですが、その改善方法は1つではありません。
そこで今回は、下がった歯茎の悩みを解消し、元の生き生きとした口元を取り戻すための歯科的治療にはどのような選択肢があるのか、メリットやデメリットを含めて詳細を解説します。
ご自身に合った治療法を見つけてみてください。

歯茎が下がったときは治療できる?

歯茎が下がって歯が長く見える現象は、加齢に伴うものと思われがちですが、若い世代にも起こり得ます。
仕方がないことと諦めてしまう方も多いですが、適切な治療によって元の状態へ改善することが可能です。
現代の歯科医療においては、外科的手術から身体に負担の少ない非外科的なアプローチまで、幅広い選択肢が用意されるようになりました。
最近歯が長くなったと感じる方や、歯と歯の間にできる黒い隙間(ブラックトライアングル)が気になり始めた方は、まずは歯科医院へ相談してみてはいかがでしょうか。

歯茎が下がると知覚過敏に悩まされるようになりますが、適切な治療を行うことで「歯がしみる」といった不快な症状の軽減につながります。
ただし、見た目の改善に重点を置く場合は、必ずしも希望通りの仕上がりにならない可能性がある点には留意が必要です。
どのような治療でどの程度まで見た目が戻るのか、事前に専門家である歯科医師とよく相談したうえで、治療をスタートしてください。

歯茎が下がった場合の治療方法

下がった歯茎の治療法は主に3つあり、それぞれの方法によってダウンタイムや効果の持続期間が異なります。
治療の選択肢は歯科医院によって対応が分かれる場合が多いため、まずは事前確認を済ませてから治療へ進みましょう。

1つ目の方法は、主に歯の外側の歯肉退縮を改善する「結合組織移植術」です。
前歯や犬歯が長く見える状態や、知覚過敏の症状をしっかりと改善することができます。

外科手術によってご自身の上顎から組織を採取・移植し、下がった歯茎を回復させます。
この処置により口元の印象が見違えるように若々しくなるだけでなく、露出していた歯の根元も覆われて保護されるため、歯がしみるといった知覚過敏ならではの不快感も軽減される点が大きな強みです。

治療後に入念なケアを行うことで、10年以上の長期的な効果が期待でき、歯肉の回復によって歯周病リスクの低減にもつながります。
ただし、お口の状態によっては理想通りの仕上がりにならないケースがあるほか、高難度なため治療に対応できる歯科医師が限られるというデメリットもあります。
さらに外科手術のため1~2週間程度のダウンタイムが生じること、および保険適用外の自由診療で費用が高額になりやすい点も念頭に置いておきましょう。

2つ目の方法であるヒアルロン酸注入は、手術の痛みやダウンタイムを避けたい方におすすめです。
歯と歯の間にできる三角形の隙間、いわゆる「ブラックトライアングル」の解消を目指すものです。
歯茎にヒアルロン酸を注入して内側からふっくらと膨らませ、隙間を埋めて目立たなくさせます。
手術を必要とせず、注射1本で受けられる手軽さと即効性が魅力で、施術直後から効果を実感しやすいでしょう。

一方で、治療効果の持続期間はおよそ半年から1年程度と比較的短いため、費用対効果や持続性を十分に理解した上で検討する必要があります。
また、一般的な美容クリニックでは歯茎へのヒアルロン酸注入には対応していません。
治療を受けられるのは、歯科併設の美容クリニックや本治療を導入している一部の歯科医院に限られます。
歯科医院であっても未対応の施設は多いため、必ず事前に確認を行いましょう。

手術を避けたい場合の3つ目の選択肢がダイレクトボンディング法です。
歯科用プラスチックとセラミックを混ぜ合わせた「ハイブリッドセラミック」を治療に用います。
ただし、アプローチするのは歯茎ではなく歯冠部分(歯の頭の部分)であり、歯そのものの形を少しふっくらと整えることで、ブラックトライアングルを目立たなくする方法です。
一般的な被せ物(補綴)治療とは一線を画し、液状のハイブリッド素材を歯に直接塗り重ね、特殊な光を歯に当てて固めることで美しく修復します。

ダイレクトボンディング法は手術の必要がなく、費用も比較的抑えられる点がメリットです。
しかし、仕上がりは担当する歯科医師の技量次第で大きく変わってしまいます。
自然な口元にするためには、高い技術を持つ歯科医師を選ぶことが欠かせません。
もし形がいびつになると、治療をしたにもかかわらずかえって見栄えが悪くなることもあるため、慎重にクリニックを選びましょう。

もう1つ知っておきたいのが、素材の寿命についてです。
ダイレクトボンディングに用いるハイブリッドセラミックは、プラスチック成分が含まれているため、純粋なセラミックとは異なり、どうしても経年変化による変色が避けられません。
およそ5年で色の変化が目立ち始めることが多いため、美しさを維持できるよう、そのタイミングで適切なメインテナンスや再治療を受けるのがおすすめです。

再生療法は効果がない?

五反田駅前歯医者 
歯茎下がりが気になる方の中には、歯周組織の「再生療法」に興味を持つ方も少なくありません。
この治療は歯周病の治療で使われる外科手術のことで、歯肉移植のように「減った分をどこかから持ってきて補う」のではなく、自身の組織そのものを生やして再生させる点に大きな特徴があります。
ただし、元の完全な状態まで100%修復できるわけではなく、効果には限界があります。
術前のイメージと実際の治療結果との間にギャップが生じやすいため、過度な期待は禁物です。

ひと口に再生療法といっても、使用する薬剤や術式によって「エムドゲイン法」や「GTR法」、国に認められた「リグロス」などいくつかの種類が存在し、それぞれ異なるアプローチで骨や組織の再生を促します。
ただし、いずれも効果には個人差があり、完全に再生するわけではありません。
また、事前の精密検査や歯周病の基本治療が必須となるほか、自由診療のため費用も高額になりやすい点も含め、コストや手術のリスク、期待できる効果を正しく理解した上で検討する必要があります。
まずは信頼できる歯科医師に、自分の歯茎がどこまで戻るのか相談してみましょう。

まとめ

歯が長く見える原因は歯茎の退縮にあり、それによってブラックトライアングルという黒い隙間ができることがあります。
下がった歯茎は外科手術で改善でき、隙間はヒアルロン酸注入やダイレクトボンディング法などで目立たないようにすることが可能です。
また、歯茎や歯槽骨を元に戻す再生療法という選択肢もありますが、こちらは効果に個人差がある点を知っておきましょう。
費用や治療期間も大きく異なるため、慎重な検討が必要です。
お口の状態や希望に合わせて、最適な方法を選んでください。
東京品川区五反田周辺で矯正治療をご検討の際には、是非、当院にご相談下さい。
一人一人に合った治療方法をご提案させて頂きます。