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【品川区五反田駅前にある歯医者】舌のトレーニングはこんなにも重要だ!!

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口の中にあるパーツの中で、自分の意思で自由に動かすことができるのは舌だけです。
実は、トレーニングによって舌を鍛えると、そのポテンシャルをフルに発揮することができます。
とはいえ、わざわざ舌をトレーニングする必要があるのか疑問に思う人もいるでしょう。
今回は、舌のトレーニングの詳細と重要性について解説します。

舌のトレーニングの重要性

筋肉の塊である舌は、適切なトレーニングによって鍛え上げることができます。
口腔筋機能治療、またはMFTといい、舌と口周りの筋肉を鍛えるためのトレーニングです。
トレーニングを通じて、舌や口周りの筋肉の適切な動かし方を体に教え込みます。
これを継続することで、筋肉を定位置に安定させ、本来持つ機能を余すことなく発揮できるようになるのです。

舌や口周りの筋肉は、歯並びを支えるためのいわば「扇の要」です。
しっかりとトレーニングを行わないと、歯並びの悪化を招きます。
矯正中と治療後に正常な歯並びを定着させ、乱れた状態に戻さないようにするためにも、トレーニングは重要です。

口の周囲には、オトガイ筋や口輪筋、顎舌骨筋、頬筋などの筋肉があり、それぞれ異なる役割があります。

オトガイ筋は、顎の先に梅干しの種のようなシワをつくる筋肉です。
顎や下唇を押し上げたり、顎先の皮膚を内側に引き込んだりする働きがあります。
また、への字口にしたり上唇を突き出したりするときにも使われます。
オトガイ筋は、顎のたるみを防ぐ役割を担っているのです。

口輪筋は口の周りを輪のように囲む筋肉で、口の開け閉めや口角を上げるなどの動きを支えます。
引き締まった若々しい口元つくり出すためには欠かせない筋肉です。

顎舌骨筋は顎下の真ん中を通る筋肉で、飲食物などを飲み込むときに舌の挙上を司ります。

頬筋は口角を外側に引き上げる、頬を歯並びに押し付けるなどの動きを支える筋肉です。
口元のみならず、頬を膨らませたり凹ませたりする動きも担い、引き締まったフェイスラインの維持に欠かせません。

「お口の正しい状態」を知っておこう

五反田駅前歯医者 
舌のトレーニングを効果的に行うためにも、「お口の正しい状態」について知っておきましょう。

まず着目するのは口周りの筋肉です。
口周りの筋肉が整うと、リラックスした状態でも自然と鼻呼吸ができるでしょう。

次に舌に注目してください。
上顎に舌が密着し、上下の歯は離れてわずかに隙間ができているのが正常な状態です。

咀嚼する際は、口の動きを意識してみましょう。
食べ物を前歯で噛み切った後に小臼歯で細かく砕き、最後に大臼歯と呼ばれる奥歯ですり潰す。
この一連の動きがスムーズにできていれば問題ありません。

さらに、咀嚼し、飲み込んだときの状態も確認してください。
舌を使って食べ物を歯の上に乗せ、唇を閉じたまま咀嚼します。
飲み込むときは上下の歯が噛みあっているのが正しい状態です。

舌の位置も重要なポイントとなります。
舌先を前歯の後ろに置き、舌全体を上顎へ吸盤のように密着させた状態が正しい位置です。
重要なのは、隙間なく密着させることであるため、上顎に沿うように舌全体の位置を調整してください。

普段、口の動きを意識している人は少ないでしょう。
安静時と咀嚼時に、口がそれぞれどのような動きをするのか、一度確認することをおすすめします。

なお、舌のトレーニングは誰もが必要になるわけではありません。
必要になるのは、不正咬合があり、その原因が口腔習癖である場合です。
口腔習癖とは、日常生活の中で無意識に行う口周りの悪癖のことで、前歯を舌で裏から押す、頬杖をつくなどが該当します。
口腔習癖が改善されないと、唇や口周りの筋肉のバランスが崩れ、歯並びや噛み合わせが悪化してしまうのです。

例えば、指しゃぶりの癖を改善せずに長く続けていると、開咬や上顎前突、交叉咬合の原因になります。
指だけでなく、爪やタオル、おしゃぶりなどを噛む癖がある場合も同様です。
4歳頃までにやめられていれば問題ありません。
しかし、心因性の癖であることも多いため、指導の際は子どもの気持ちに十分に配慮する必要があります。

また、唇を噛む・吸う癖も歯並びに悪影響があるため、注意が必要です。
上の前歯でしきりに下唇を噛んでいると、歯に持続的に力がかかるため、上顎前突を引き起こします。
下の歯が内側に倒れ込み、過蓋咬合という歯並びの乱れを招くこともあるでしょう。
それ以外に、サ行やタ行などの発音がしにくくなる、食事の中に咀嚼音が出やすくなるなど、コミュニケーションやマナーの面で支障をきたすかもしれません。

前歯の裏側を舌で押すなどの舌癖も、矯正中や治療後に悪影響を及ぼす恐れがあるため、注意が必要です。
舌癖によって不正な圧力がたびたびかかると、歯を正しい位置に移動させようとする矯正装置の働きを弱めてしまいます。
その結果、歯列の隙間が空いたままになったり、傾いたりすることもあるでしょう。
歯茎の状態にも悪影響を及ぼし、歯肉退縮の原因になることもあります。

治療後も癖が残ったままだと、上顎前突をはじめとするさまざまな歯並びの乱れが再発するかもしれません。
整った歯並びを維持するためにも、舌癖などの口腔習癖を改善しましょう。

舌のトレーニングの内容

舌のトレーニングをどのように行うのか解説します。

まずは、スポットという舌の正しい位置を覚えなければなりません。
舌先が上顎のスポットに当たるように、上顎全体に舌を密着させましょう。
舌が前に出過ぎると前歯を押し出す原因になるため、正しい場所に収まるよう調整してください。

次に割り箸を使います。
割り箸をスポットに当てて、5秒経ったら外します。
今度は同じところに舌先を当てて、再び5秒待ちましょう。

舌先の挙上力アップのために、「ティップ」というトレーニングも行う必要があります。
割りばしを口の前で垂直に持ち、舌先で3秒押しましょう。
割りばしから舌先を外したら、口を閉じて一休みします。
一連の流れを1セットとし、1日に5〜10回ほど繰り返してください。

舌を正しい位置へと持ち上げるポッピングというトレーニングもあります。
舌先をスポットにつけ、舌全体を上顎にしっかりと密着させましょう。
その状態で大きく口を開け、音が鳴るよう勢いよく舌を離します。
ここまでの動作を1日10〜15回程繰り返してください。

食べ物を飲み込みやすくするためにはサッキングというトレーニングが有効で、舌の横を鍛えることができます。

オープンアンドクローズは、舌の挙上力を鍛えるトレーニングです。
舌を上顎につけた状態で、口の開閉や唇を開けたまま噛む動作を繰り返します。

口周りの筋肉を強化するには、ボタントレーニングが効果的です。
ひもを通した大きめのボタンを用意し、歯と唇の間に挟んで口を閉じます。
紐を引くのと同時に、ボタンが口から飛び出さないよう口唇に力を入ましょう。
こうすることで、口周りの筋肉が鍛えられます。

舌のトレーニングとして行われるのは、主に以上の方法です。
普段舌を置いている位置がどこなのか意識し、トレーニングに取り組みましょう。

まとめ

舌のトレーニングは口腔筋機能治療やMFTともいい、舌はもとより口周りの筋肉も鍛えることで、歯並びの乱れを防止します。
トレーニングを正しく行うためには、舌の正しい位置などを知っておかなければなりません。
口の動かし方なども改めて意識し、舌癖を治しましょう。
トレーニングでは、舌の正しい位置を覚え、舌や口周りの筋肉を動かして強化します。
東京品川区五反田周辺で矯正治療をご検討の際には、是非、当院にご相談下さい。
一人一人に合った治療方法をご提案させて頂きます。