インプラント

【五反田でインプラント治療】インプラントの見た目が悪い?それは○○が原因だ!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

「美しい口元を手に入れたい」という願いを叶える代表的な治療法がインプラントです。
この治療法の強みは、天然歯と見分けがつかないほど自然な美しさを引き出せる点にあり、実際多くの方が理想の口元を手に入れています。
しかし、ごくまれではあるものの、不自然な仕上がりに不満を抱くケースがあるのも事実です。
せっかく高額な治療を受けたにもかかわらず、イメージどおりにならずに見た目の違和感が残ってしまう背景には、どのような原因が隠れているのでしょうか。
そこで今回は、インプラントの見た目が悪くなってしまう原因について、分かりやすく解説します。

見た目が悪いと感じるのは何故?

インプラント治療を受けたものの、見た目が悪いと感じて仕上がりに不満を抱いてしまう背景には、いくつかの代表的なパターンが存在します。

たとえば、前歯の治療において特に見られるのが、歯が長く伸びて周囲とのバランスが悪くなってしまうケースです。
隣にある天然歯の歯茎のラインよりもインプラント側の歯茎が上に退縮することで、被せ物だけが縦に長く見えて左右非対称な印象を生み出してしまいます。

また、「ブラックトライアングル」と呼ばれる歯と歯の間や歯茎の境目にできる三角形の暗い隙間も、審美性を大きく損なう要因になりかねません。
天然歯であれば「歯間乳頭」という肉厚な組織が歯茎の隙間を埋めていますが、インプラントの周囲は血流が変化しやすく、歯茎が痩せて黒い穴のように見えてしまうのです。

そのほかにも、インプラントの土台や本体にチタンなどの金属が使用されていると、歯茎が薄い方は金属の灰色が透けてしまい、歯茎全体が暗く不健康な印象を与えかねません。
経年劣化や歯茎の後退に伴い、根元の金属部分が露出してしまうケースも考えられるでしょう。

仕上がりを左右するのは、骨に埋め込む土台だけではありません。
土台がどんなに強固であっても、実際に口を開けたときに見える被せ物のクオリティが低いと、すべてが台無しになってしまいます。
不自然なほど真っ白に見える「白浮き」はもちろん、天然歯特有のグラデーションや透明感に欠けた単調な質感が、人工物特有の違和感を強調させてしまう傾向にあります。

さらに、インプラントを埋め込む角度も、仕上がりの美しさに影響を与える極めて重要な要素です。
インプラントが斜めに配置されたり本来の歯の並びから外れた位置に固定されたりすると、歯列全体のバランスが崩れてしまいます。
歯が前に飛び出しているように感じられたり隣の歯と重なり合ったりして、歯並びが本来描くはずの理想的なアーチが維持できなってしまいます。

構造や技術によって見た目が悪くなるケース

五反田駅前歯医者 
インプラントで起こるさまざまな審美的なトラブルに対し、「運が悪かっただけ」と片付けてしまうのは早計です。
実は、こうした問題の多くは、お口の解剖学的な制約や歯科医師の診断、技術的な要因などが複雑に絡み合って引き起こされています。

そもそもインプラントを美しく配置するためには十分な顎の骨が必要ですが、歯を失ってから長い期間が経ってしまっている場合には注意しなければなりません。
時間の経過とともに、使われなくなったアゴの骨は自然と吸収され、次第に痩せていってしまうからです。
とりわけ上顎の前歯部分は元々骨幅がコンマ数ミリ単位と非常に薄いため、無理な埋入を行うと適切な深さや角度に固定できなくなってしまいます。

また、見た目の自然さを担保する重要な要素が歯茎のボリュームですが、これが不十分なケースも少なくありません。
歯の周りにある硬く動かない歯茎が薄い場合には、治療後に歯茎が下がりやすいリスクが潜んでいます。
細菌の侵入を防ぐためにも、インプラントの周囲を歯茎がしっかりと支える必要があり、それには一定の厚みと高さが欠かせません。
もしも必要なボリュームを見誤ったまま被せ物を設計すると、体が拒絶反応を起こして歯茎を自ら下がらせてしまう原因になります。

技術の問題としてまず挙げられるのは、3次元的な情報が不足したまま治療に進んでしまうケースです。
実は、一昔前のインプラント治療だけでなく、現在でも格安をうたう治療の一部では、2次元のレントゲン写真だけで診断を下している事例が散見されます。
2次元の画像では骨の高さは分かっても奥行きや幅、傾きが把握できず、手術時に想定よりも骨幅が狭かったという事態を招きかねません。
その結果、ぶっつけ本番で埋入位置をずらして埋めることになるため、これが不自然な仕上がりにつながってしまうのです。

さらに、歯科医師の経験と勘だけに頼ったフリーハンドの手術は、技術の熟練度がどんなに高くてもコンマ数ミリ、数度のズレが生じるリスクがあります。
骨の硬い部分にドリルが弾かれたり、術者の視界の死角によって角度が傾いたりすることもあるでしょう。
わずか1mmの位置のズレや3度の角度の傾きが数ミリの大きな狂いを生み、隣の歯とぶつかったり極端に外側に飛び出したりする要因を招いてしまいます。

こうした情報不足の影響は、実際に手術を行う歯科医師だけにとどまらず、人工歯を作製する歯科技工士にまで及びます。
インプラントの土台の上に装着する「上部構造」と呼ばれる人工歯を作製するのは、この道の専門職である歯科技工士にほかなりません。
歯科医師から技工士へ、患者様の口内全体の写真や隣接する歯の色調データが正確に共有されていないと、周囲の歯に馴染まない不自然な歯ができてしまいます。
特に金属のフレームにプラスチックを貼り付けた「硬質レジン前装冠」などは経年的に変色しやすく、天然歯のような透明感を再現することは不可能です。

インプラントの見た目を良くする条件

今後インプラント治療を検討している方が見た目で後悔しないためには、先進的な治療アプローチに関するリサーチが欠かせません。

現代の審美インプラントにおいて必須とされるのが、「トップダウン・トリートメント」と呼ばれる逆算式の治療計画です。
これは最初に最終的な理想の歯の形と歯列をコンピューター上で設計し、それを実現するために必要なインプラントの埋入位置や角度を逆算していく手法を指します。
さらに、骨が足りない場合には必要な増骨量をあらかじめ決定し、美しい歯列を描くのに最適な場所へと計画的に埋入していくのです。

このようにデジタル上で計画した完璧な位置と角度を実際の手術で再現するために、患者様ごとにカスタムメイドされる「サージカルガイド」を使用します。
ドリルの進入位置と角度が物理的に固定されるため、ヒューマンエラーによる位置ズレを完全に排除できる点が大きな強みです。

また、見た目の美しさを向上させるためのアプローチとして、あらかじめ土台となる組織のボリュームを増やす手術を並行するケースも少なくありません。
たとえば「骨再生誘導法(GBR)」は、人工骨や自家骨を用いて痩せてしまった顎の骨の厚みや高さを補う治療法です。
一方の「結合組織移植術(CTG)」は、主に上顎の口蓋から元気な歯茎の組織を切り取り、インプラントの周りに移植し、十分な厚みを確保します。
こうした施術によって土台となる組織を十分に増やすことで、金属の透けを防ぎ、ふっくらとした自然なガムラインを作ることができるでしょう。

審美性を極める場合、インプラントの土台から被せ物まで一切金属を使わない「ジルコニア」や「オールセラミック」を選択することが推奨されます。
ジルコニアは白く強固なセラミック素材であるため、万が一将来的に歯茎が少し下がったとしても、黒い金属が見えてしまう心配がありません。
天然歯に近い光の透過性を持っている点も特徴であり、光が当たったときのトーンが周囲の歯と完全に調和します。

なお、過去にインプラント治療を受けていて「見た目が悪くて人前で笑えない」と深く悩んでいる場合でも、修正や再治療をあきらめる必要はありません。
インプラントの位置自体に大きな問題がなければ、上部の人工歯を取り外して最新のセラミック技術で作り替えるだけで、外観が劇的に改善することもあります。

インプラントの根元が露出して黒くなっているケースでは、周囲に歯茎を移植して覆い隠す「根面被覆」や「歯肉移植術」などの治療が効果を発揮するでしょう。
ただし、位置や角度のズレが致命的で、周囲の骨を大きく破壊しているような重症例の場合は、いったんインプラントを安全に撤去することになるかもしれません。
その際は、骨造成を行って骨の基盤を完全に復活させてから、改めて正しい位置にインプラントを植え直すという抜本的な治療を行うことになります。

まとめ

インプラント治療を受けて見た目が悪くなったと感じる事例には、歯が長く見えたり「ブラックトライアングル」が生じたり、あるいは歯茎との境目が黒ずんだりしたケースが挙げられます。
こうしたトラブルが起きてしまう背景には、顎の骨や歯茎のボリューム不足だけでなく、事前の検査不足やサージカルガイドの未導入といった要因も深く関係しています。
審美面で後悔しないためにも、デジタルシミュレーションをはじめとする先進的な治療アプローチについて、あらかじめ正しく把握しておきましょう。
東京品川区五反田周辺で矯正治療をご検討の際には、是非、当院にご相談下さい。
一人一人に合った治療方法をご提案させて頂きます。